ワイモバイルの長期ユーザーは、契約プランを確認した方がいい

その他

ワイモバイルのスマホを使い続けているあなた、ひょっとしたら高い基本料金を払っているかもしれません。
今すぐに契約プランの確認をしましょう。

シンプルS/M/L

現在のワイモバイル、スマホの料金プランは『シンプルS/M/L』という名称です。

データ通信容量ごとに3つのプランがあって、基本的な内容は以下のとおりです。

プラン名称シンプルSシンプルMシンプルL
月額基本料金(税抜)1,980円2,980円3,780円
データ通信容量3GB15GB25GB
ワイモバイルスマホ料金プラン(2021年2月18日~)

基本プランに加えて、通話料無料やデータ増額などのオプションがあります。
また、2回線目以降の割引「家族割引」や、家のネット回線とのセット割引「おうち割」サービスがあります。

この料金プランの提供が開始されたのは2021年2月18日からで、それ以前に契約した人は異なる料金体系となっています。

恐らく、大手キャリアの値下げによって格安キャリアの価格における優位性が下がったため、料金の引き下げを図ったものと思われます。

旧プラン

私はワイモバイルのスマホを3年以上前に契約しました。

当時の料金プランは『スマホプランS/M/L』と呼ばれていました。
基本的な内容は以下の通りです。

プラン名称スマホプランSスマホプランMスマホプランL
月額基本料金(税抜)2,980円3,980円5,980円
データ通信容量2GB6GB14GB
ワイモバイルスマホ料金プラン(~2019年9月30日)

10分以内の通話料金は無料ですが、現在のプランよりも割高です。

このプラン終了後、今のプランが開始されるまでの間(2019年10月1日~2021年2月17日)には、『スマホベーシックプランS/M/R』という料金体系がありました。

プラン名称 スマホベーシックプランSスマホベーシックプランMスマホベーシックプランR
月額基本料金(税抜) 2,680円3,680円4,480円
データ通信容量 3GB10GB20GB
ワイモバイルスマホ料金プラン(2019年10月1日~2021年2月17日)

既存のユーザーは放置

このように段階的に基本料金が引き下げられてきました。
そして、プランごとのデータ通信容量は増加しています。

以前よりも安い金額でワイモバイルのスマホを利用できるようになっています。

しかし、既存のユーザーは置き去りにされてきました。
自分からプラン変更を申し出ない限り、契約時の旧プランがそのまま適用され続けます。

私も、契約したときの高い基本料金を支払い続けていたことに、機種変更の相談をして初めて気が付きました。

どれだけ安くなるのか

具体的に現在のプランに変更するとどれだけ安くなるのか見てみましょう。

私が加入していたのは『スマホプランS』です。
自宅にソフトバンクの光回線を引いているので、「おうち割」が適用されます。
PHSからの乗り換えだったため、通話料が不要となるオプション「スーパーだれとでも定額」が無料で付加されていました。

変更前  変更後 
プラン名称スマホプランS  シンプルS
月額基本料金(税抜) 2,980円 1,980円
データ通信容量 2GB 3GB
おうち割-500円-1,080円
2,480円900円
税込額2,728円990円
通話料無料22円/30秒
料金比較

基本料金が下がり、データ通信容量は増え、割引額も増えます。
月額にして1,700円以上安くなります。

ただし、オプション「スーパーだれとでも定額」は無料で利用できなくなりました。
よって、通話料金が掛かかるようになりますが、私の場合は十分にお釣りがくると考えられます。

必用なら、10分以内の通話が無料となるオプション「だれとでも定額」(税抜700円)を付けても、まだ余裕です。

契約プランを見直そう

当然ながら契約プランの違いや、オプション無料サービス、割引適用の有無、通話の多寡など、その人によって状況は異なります。
必ずしも安くならないかもしれません。

しかし、『シンプルS/M/L』プランの提供開始前(2021年2月17日以前)にワイモバイルのスマホを契約された方は、プラン変更をすることで月々のスマホへの支払いが少なくなる可能性があります。

下記のいずれかに該当する場合は、プラン変更を検討してみましょう。

  • ワイモバイルとの契約が2021年2月17日以前
  • 契約プラン名称が『スマホプラン〇』※
  • 契約プラン名称が『スマホベーシックプラン〇』※

※〇にはアルファベットS、M、Lなどが入ります。

変更手続きはネットの「My Y!mobile」から可能です。
ワイモバイルのスマホなら、「Y!mobile」→「かんたん設定」とアプリを開いて、「My Y!mobile設定」のメニューで手続きできます。

良く分からない場合はワイモバイルショップに相談すれば、変更後の金額なども確認してもらえます。
ただ、ショップに変更手続きをお願いすると、事務手数料(税込3300円)が掛かるのではないでしょうか。(未確認)

旧プランには戻せない

なお、一度現在のプランに変更すると、二度と旧プランには戻せません。

万一、プランを変更して支払額が上がっても元のプランには戻せないので、各種条件を十分確認のうえでプラン変更をしましょう。
無料オプションがなくなったり、通話料が有料になったりすることで、かえって請求額が高くなる可能性もゼロではありません。

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