N.Y.CARAMEL SAND

おつかいものの鉄板、喜ばれること間違いなし（多分）のスイーツ、N.Y.キャラメルサンドをご紹介します。

N.Y.C.SAND

N.Y.キャラメルサンドは、N.Y.C.SANDというブランドの定番商品です。
ブランド名のN.Y.C.はNew York Cityの略ですが、アメリカ製の輸入菓子ではなく、日本の会社が日本で製造している日本のお菓子です。
ニューヨークで食べられているお菓子をイメージできるようにとネーミングしたそうです。

2025年12月現在、N.Y.C.SANDの商品は実店舗4店（大丸東京、そごう横浜、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル）のみで取り扱われていて、ブランドとしてのネット販売は行っておりません。
期間限定で日本各地の百貨店に出店することはありますが、地方では入手困難な首都圏限定感あふれるスイーツとなっています。

行列必死

今回は平日の正午ごろ、大丸東京店で購入しました。
10年くらい前、奇跡的に1度だけ並ばずに買えたことがありましたが、その時以外に並んでいないのを見たことはありません。

東京駅1階の八重洲北口を出てすぐ、いつものように大丸の外に、入り口へ向かって左方向へ行列ができています。
『行列最後尾』のプラカードを持った店員さんへ待ち時間を尋ねると、「15分くらいです」との答えが返ってきました。
外に並んでいるのは10人くらいで、さらに百貨店内にも並んでいる人はいますが、見た目ほど待たずに買えそうです。

待つこと15分とちょっとで順番が回ってきました。
同じ大丸東京店のスイーツ売り場にある行列店舗の双璧、『鎌倉紅谷』に比べると行列の進み具合は明らかに早いです。
こちらの方が売り場が広くて店員さんが多いからでしょうか。

N.Y.CARAMEL SAND

N.Y.キャラメルサンドは、4個入、8個入、12個入、20個入、30個入のパッケージで販売されています。
購入時点で完売している商品はなく、希望どおりの12個入を税込2,268円で購入しました。
賞味期限は3週間強となっていて、贈り物としても余裕がもてます。

箱のサイズは23.3㎝×23㎝×4.4㎝（縦×横×高さ）。

中身はゴールドの高級感あふれる包装です。

直径5㎝、厚さ1.1㎝、大きさの割に重量感があります。

キャラメルをチョコレートでコーティングしたものを、クッキー生地で挟み込んでいます。

甘くてほろ苦いキャラメルと、チョコレート、バターたっぷりのクッキーのバランスが絶妙です。
ソフトなキャラメル、パリッとしたチョコレート、サクサクのクッキーで3種類の食感が楽しめます。
小さな中に美味しさが凝縮されている満足度高めのスイーツです。

あとがき

たまたま似たようなスイーツを最近食べる機会がありました。
N.Y.キャラメルサンドと同じくらいの大きさと形で、キャラメルをサンドするというコンセプトも一緒です。
それなりに美味しいのですが、物足りなさを感じました。

ほんのちょっとした差なのでしょうが、美味しさの密度が違い、満足度が大きく異なりました。
あらためてN.Y.キャラメルサンドの良さを実感できました。
入手困難という限定感だけであの行列ができているのではないということです。

店舗にはそれなりの数の商品が用意され、昼には完売ということはなさそうです。
行列の時間もだいたい正確に教えてもらえます。
それくらいなら並んでもいいと思える所要時間だったら、ちょっと並んでみるのもありです。

ちなみにネットで販売されているN.Y.C.SANDの商品は、すべて転売品です。
口に入れるものを転売で購入するのは、命の危険も伴うため、議論の余地なく絶対にお勧めできません。