ウルトレックスの故障(その2)

ミンコタウルトレックス エレクトリックモーター

ミンコタのエレクトリックモーター、ウルトレックスが故障しました。
通算2回目の故障です。

前回はセンサーの故障で、スクリューが目一杯左に回った状態でロックされる症状でした。
今回はモーターの異音です。

症状

異音の前兆として、スクリューが突然止まりました。
スピードダイヤルをグリグリすると動きだすのですが、これがトラブルの始まりです。

そのうちに、スクリューをオンにすると、変な音がし始めます。

初めは気のせいかと思うくらい、ほんの少し稼働音が大きくなりました。
低速で動かした場合は、モーターが回っているのが分からないくらい静かでしたが、それが音で回転しているのが判別できるようになります。

その音は次第に大きくなっていきます。

動いているのが分かる程度ではなく、騒音です。
ゴゴゴゴゴッと、ジョジョで敵スタンドが近づいて来たときに聞こえるような音がするのです。

末期症状では轟音です。
エンジンで移動した方が静かなくらい、もの凄い音が出ていました。
近くで釣りをしていたボートからは、不審に思われていたに違いありません。

さらに悪化すると、轟音の音色が変わります。
そしてスピードを上げると動かなくなり、しばらく使用不能となります。
最後は虫の息、いつ止まって二度と動かなくなってもおかしくない状態でした。

原因

異音の原因はベアリングが砕けていたことでした。
ベアリングが砕けるってどういうことなのでしょうか。
砕けた理由は特定できませんが、ベアリングを交換したことで、ウルトレックスは復活しました。

元々こんなに静かだったのかと、驚きです。
スピードダイヤル1~2くらいでは全く音がせず、ちゃんと動いているのか不安になって、水中を覗き込んで確認しました。

なお、ウルトレックスの故障で良く耳にするモーターハウジング内への浸水、それは無かったようです。

稼働時間

今回の症状が出始めたのは、購入してらか16ヶ月程経ってから。
釣行日数でいうと約190日です。

初期症状から末期症状になるまでは4ヶ月半、約60日の釣行日数でした。

症状が軽い段階でボートディーラーのメカニックに相談したところ、もっと悪くなるまで様子をみましょうという話になりました。
エンジンの定期点検(100時間毎)に併せて修理をしたいと思い、症状が悪化してからも我慢して使い続けました。
最後の方は、なるべくエレキを使わないように釣りをしていました。

もう少し早めに修理を依頼するべきでした。
きっと騒音で逃げ出したバスも少なからずいたことでしょう。

修理費用

交換部品としてのベアリング代金は数百円と安価です。
修理費用のほとんどが人件費や技術料で、今回は税込みで合計23,595円かかりました。

当初は、モータのブラシが摩耗しているのではないかという話もあって、どれだけ費用がかかるのか不安でしたが、結果的にはベアリングの交換だけで済み大事にはなりませんでした。

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