ウルトレックスの故障(その5)

ミンコタウルトレックス エレクトリックモーター

今回はプロペラ(スクリュー)が回らなくなりました。

症状

随分と前から時々プロペラが回らなくなることがありました。
その度にスイッチを入れ直したり、エレキを上げ下げしてみたりすると、すぐに回復しました。
気にはなっていましたが、修理するほどでは無くそのまま放置していました。

その日も午前中は問題なくウルトレックスは動いていました。
そして午後になって、突然スクリューが回らなくなります。
左右の首振りは問題ありません。
またか、と思って軽く考えていると、今度はなかなか動きません。
しばらく放置して、エレキを上げ下げする途中の位置でようやくプロペラが回り出しました。

一旦止めて、再びエレキを使用すると、またプロペラが動きません。
かなり重症です。
さすがにマリーナのメカニックの方に修理をお願いしました。

原因

モーターハウジングを解放し、中のコイルやらブラシやらを取り出して調べてもらいました。

浸水による汚れ等が気になるなか、配線を接続している端子の破損が見つかりました。
恐らく、そこが接触不良を起こして、モーターが止まってしまったようです。

何度か止まってもまた動き出したのは、その都度物理的な接触が回復したからと思われます。
最終的に端子の破損が進んで、通電がほぼ困難となったというところでしょうか。

修理

修理内容は以下のとおりです。

・ファストン端子交換
・モーターハウジング内クリーニング
・シールオーリングKit(防水のためのオーリング)交換

破損した端子そのものは、100円程度の部品です。
シールオーリングは、一旦ハウジングを解放した場合、新しく交換した方が防水のためにはいいようです。
修理費用は作業工賃を含めて1万円少々でした。

故障した翌日はマリーナの大会に出場予定だったため、夕方に修理を依頼して次の日朝までに直していただきました。
大会ではウルトレックスのスポットロックのおかげでバスをキャッチしています。
迅速な対応に感謝です。

その他

しばらくお休みしていたバス釣りを再開して間もなくのトラブルでした。
以前も、久し振りに琵琶湖へ出撃したらウルトレックスが故障した記憶があります。

使用することで部品は消耗し、限度を超えて消耗すると交換が必要になります。
ただ、使わないと消耗とは別の意味で劣化が進むようです。
車などでも言われることですが、適度に使うことが機械物にはいいようです。

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