ウルトレックスの故障

バスボート

先日、ウルトレックスが故障しました。
9月12日の釣行記録にも記載していますが、もう少し詳しく書いてみます。

ウルトレックスとは

バスボートユーザーで知らない方はいないと思いますが、念のため簡単に説明します。

ミンコタウルトレックス

ミンコタ ウルトレックス

ミンコタ社のエレクトリックモーターで、GPS機能が付いています。
スポットロックという、GPSを活用してボートをステイさせる機能が、絶大な人気となっています。

スポットロックをオンにすると、ボートが風や波で流されること無く、その場で静止します。
オフショアのピンスポットを狙う釣りに有効で、この製品の登場がバスフィッシングを変えたとまで言われています。

操船から解放されて釣りに集中でき、人間技では不可能な操船も可能となります。
価格が高いことが欠点ですが、十分に投資する価値のある機能です。

本当に故障しやすいのか

ウルトレックスは故障しやすいというのが、ちまたでの評判です。
私はウルトレックス以前のモデルを使用したことが無いため、個人的に他のモデルと比較することはできません。

そこで、一般的な機械物の故障について考えてみます。

  • 構造が複雑なほど故障しやすい。
  • 稼働時間が増えるほど故障しやすい。

まずは構造について。

GPS機能が付与されたことで、それ以前のモデルと比べて飛躍的に複雑な構造となっているはずです。
ただでさえ壊れやすい電子制御システムが、多数追加されたと考えられます。

次に稼働時間について。

スポットロック機能を作動させている間は、常にエレクトリックモータが稼働しています。
無風状態でない限り、ボートをその場にとどめるためにモーターが動きます。
風向きが変われば方向を変え、風力が変われば推進力が変わります。
強風の場合などは、かなりの勢いでスクリューが回り続けることとなります。

このように、構造が複雑となり、稼働時間が増えることで、故障しやすくなるのは当然の結果といえます。

症状

今回は電子部品の故障ということで、突然症状が出ました。

移動しようとしてフットコントローラーを踏み込むと、ペダルが勝手に動いて一番手前まで踏み込んだ状態となりました。
写真の状態でフットコンのペダルが固定されてしまいました。

故障中のウルトレックス フットコントローラー

スクリューが左に目一杯回った状態で、方向を変えることができません。
後進よりさらに少し左に回りこんだ状態でモーターヘッドがロックされています。

故障中のウルトレックス モーターヘッド(上が正面)

ペダルを逆に踏み込んでもビクともしません。
モーターヘッド部分を手で回すと、じわじわと動かすことはできますが、手を離すと元にもどってしまいます。

ウルトレックスには各種機能を操作するためのリモコンが付属しています。
リモコンなら操作できるかとも思いましたが、動きませんでした。
ただ、リモコンとフットコンを同時に操作すると、スクリューを右に回転することができました。
しかし、操作をやめてしまうと、また左一杯の位置に回転してしまいます。

修理

ディーラーに連絡して症状を話すと、センサーの故障との診断で、部品を交換してもらうことになりました。

ディーラーと連絡を取るのに1日。
部品を取り寄せるのに3日。
交換修理とその完了報告を受けるのに1日。

故障から5日後の午後には再びボートに乗ることができました。
もう少し時間が掛かるのを覚悟していましたが、速やかに対応していただき助かりました。

なお、納品後1年未満の故障ということで、今回は保証対象の無償修理でした。

稼働時間

参考までに、故障するまでにどのくらいウルトレックスを使用したかを記録します。

1月に納品されて、9月に故障したので、使用期間は8カ月。
実働の釣行日数は99日でした。

今後も釣行100日毎くらいで故障するとなると、確かに無視できない問題です。

終わりに

ボートでのバスフィッシングに、エレクトリックモーターは無くてはならない物です。

ウルトレックスが故障したときは、エレクトリックモーターが無いとこんなにも不便なものかと痛感しました。
(それでも、昼前に故障して、夕方まではなんとか釣りを続けましたが。)

更に、ウルトレックスのスポットロック機能は、バスフィッシングに革命をもたらしました。
一度この便利さに慣れてしまうと、もう手放すことは考えられません。

故障が多いことについては、ユーザーとして、メーカーに改善を期待したいものです。
今のところ、スポットロックの恩恵を受けるための必用な代償といったところでしょうか。

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