ハイピッチャー受難の日 2018年8月20日

琵琶湖の北山田エリア(漁港南側) 2018年 8月

時間 5:30~12:00 天候:曇り時々雨 気温:30度弱 場所:北山田、志那、下物(南湖東岸)

朝一で、一昨日バイトを確認できた北山田漁港の南側エリアへ向かう。駐車場にはそこそこ車が停まっている。釣り客で賑わっているのかと思ったが、湖岸にテントを張っている人々がいたので、その車だろうか。

朝の気温は低めで肌寒いくらいである。風は弱い北風、水質の改善は見られず、アオコによる濁りがひどい。この辺りは鴨に人気があるようで、釣り人を気にせず、岸際で餌を探している。

琵琶湖の北山田エリア(漁港南側)

北山田エリア(漁港南側)

目指していたポイントには、ラッキーなことに先行者がいなかったので問題なく入れた。一昨日バイトのあったスピナーベイト、ハイピッチャー1/2ozで釣りを開始する。一昨日ばらしたリベンジ、釣れる気MAXである。漁港入り口の手前、20mくらいから沖へフルキャスト、2秒ほど待ってゆくりとリーリングする。3秒待つと藻玉になる確率が高い。

一投目、不発。二投目、不発。徐々に漁港入り口へ近づきながら、ルアーを通すラインを変えていく。おかしい、何も起こらない。朝一で先行者はいないから、プレッシャーはかかっていないはずである。すでに先日バイトのあった地点は通り過ぎている。一昨日は狙えなかった漁港入り口の角で、広く探ってみることに。

スピナーベイトを岸際まで引いてきたその時。
ゴツッ、えっ、ええっ、根掛かりである。琵琶湖の岸際には、意外と岩がゴロゴロしていて、根掛かるのだ。

ロッドをちょんちょんあおる、ラインを指で引っ張ってテンションをかけて離すも外れない。ボート用のルアーリトリーバー(ポールが伸縮するもの)は購入してあるが、岸釣りには持参していない。最終手段でラインを思いっきり引っ張ると、プツンとラインが切れてハイピッチャーは琵琶湖の底に。

1/2ozのスピナーベイトは、このハイピッチャーしか持ち合わせていないため、釣りを始めて1時間も経っていないのに、今日の計画が崩れてしまった。気を取り直し、スタッガーワイド4インチに1/8ozシンカーを付けたテキサスリグに変更する。しばらく漁港入り口を攻めるも、あたりは来ない。

一旦車へ戻り、タックルを変更する。パワーフィネスのスピニングタックルに、ドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグへ。周辺をじっくりと探ると、ギルのあたりはたまにあったが、バスの反応はなかった。

なお、私のあとに、漁港入り口の角に入った釣り人が、1時間以上粘ったあげくに、まあまあなサイズのバスを釣り上げていた。回遊バスであろうか、粘っていいこともあるらしい。

志那漁港北側のエリアへ移動する。石積みの湖岸一帯が、ウィードで覆われていて、岸際は水がよどんでいる。ウィードの沖をドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグで狙うが、唯一のあたりはラインがウィードに絡んでいて、フッキングに失敗する。

琵琶湖の志那エリア(漁港北側)

志那エリア(漁港北側)

続いて下物エリア、大きい水門北側のあたりへ移動する。こちらも岸際のウィードが、前回来た時に比べてかなり育っている。ウィードの隙間や、沖を狙ってドライブスティック4.5インチのノーシンカーリグを投げる。ギルのあたりと、一度バスっぽいあたりがあっただけで、釣果に繋がらない。お昼になったので、本日の釣りを終了した。

琵琶湖の下物エリア(水門北側)

下物エリア(水門北側)

本日紛失したハイピッチャー1/2ozの釣果は、記憶が確かであればバラシ3匹である。内訳はバス2匹、ナマズ1匹(ナマズはランディングしたくなかったため、意図的にばらした)。1匹も釣らずに根掛かりで紛失する、ルアーあるあるだ。

帰りにアングラーズ堅田店へ寄って、ハイピッチャーハイピッチャーMAXの1/2ozを購入し、次回に備えた。

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