ライブウェル
バスボートには、大会などで釣ったバスを生かしておくために、ライブウェル(生け簀)が必ず付いています。
ライブウェルにはポンプが付属していて、次の役割を担っています。
- 水を引き込む
空のライブウェルに水を溜めます。 - 水を循環させる
ライブウェルの水を攪拌して泡を発生させ、水中に酸素を供給します。 - 水を排出する
水を溜めたライブウェルを空にします。
仕切板
通常ライブウェルには真ん中に仕切板があって、半分ずつ分けて使えるようになっています。
二人で乗船して大会に参加した場合は、それぞれ釣った魚が混ざらないように分けられます。
一人の場合でも、小物と大物を分けて入れておくと、より大きな魚を釣ったときに入れ替えがスムーズになります。
ライブウェルを仕切ってあるのはきちんと理由があるのですが、先日参加したトーナメントで困ったことになりました。
デカバスが入り切らない
大会でたまたま釣った3㎏弱のデカバス。
ライブウェルに入れると、魚体が真っ直ぐになりません。
尾ビレが少し曲がった状態で窮屈そうにしています。
ライブウェルのサイズよりもバスの方が長いのです。
ちなみに後でバスの長さを測ったら、55㎝弱くらいでした。
ライブウェルに入れられたバスにはかなりのストレスが掛かります。
このまま数時間入れておくのは心配になりました。
仕切板を外そう
そこで仕切板を外すことにしました。
仕切板がなければライブウェルのサイズは倍になります。
ロクマルどころか、ナナマル、ハチマルでも余裕です。(≧▽≦)
仕切板を留めているストッパーは4カ所でネジ留めされています。
ストレージから工具セットを引っ張り出して、ちまちまとネジを外します。
そのままでは裏側で挟み込んでいるナットが空回りするので、
ナットをレンチで押さえながらドライバーでネジを回します。
無事に作業が完了しました。
あとがき
トーナメントのときにしか使用しないライブウェル。
しかも滅多に釣れないデカバスが釣れるという偶然が重なっての今回の対応でした。
私のバスボートは18ftクラスなので、ライブウェルのサイズもそれなりです。
20ftクラスのバスボートであれば、ライブウェルももう少し大きく、仕切板を外さなくてもロクマルくらいまでなら入るのかもしれません。
外した仕切板を改めて取り付けるつもりは今のところありません。
さて、次に大会でデカバスを釣るのは、いったいいつになるのでしょうか。
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