ライン交換はお早目に 2018年8月26日

バックラッシュしたラインの残骸 2018年 8月

時間 16:00~18:30 天候:晴れ 気温:30度強 場所:北山田、志那、木浜(南湖東岸)

本日の釣行は夕方の部、まず北山田エリアの漁港南側へ向かう。日曜のため、釣り人とバーベキューの車で駐車場は混んでいたが、なんとか停められた。

風は西風で結構な向かい風。先日の台風による雨で、水位が10㎝くらい上昇しているが、水質はそれほど改善していない。アオコの濁りで透明度はほとんどない。日差しが強く厳しい暑さである。

琵琶湖 北山田エリア

北山田(漁港南側)

いつもの、北山田漁港入り口南側のストレッチで釣りを開始する。スピナーベイト、OSPのハイピッチャー1/2ozを投げる。今日はMAXの方ではなく、ノーマルのハイピッチャーである。

向かい風で、キャストに苦労する。途中で失速して、なかなか飛んでいかない。少しいらいらしていると、いつの間にか、これから釣り歩いていく予定のところに釣り人が立っている。弱り目に祟り目である。

地蔵のように一か所でじっとする釣りは矜持に反するが、その釣り人が移動するまで、その場でスピナーベイトを投げ続けることにした。15分くらいだろうか、ようやく釣り人がいなくなった。少し移動してキャストすると、スピナーベイトが風で失速し、バックラッシュした。精神的に動揺してしまったのか。

リールからラインを引き出して、バックラッシュを直す。激しくバックラッシュしており、結構なラインを引き出すことになった。無事バックラッシュは解消し、ラインを巻き戻していると、引き出したラインが、巻きぐせのために途中でグルングルンに絡まっている。泣きっ面に蜂である。

このラインは、巻いてからだいぶ経っている。そろそろ新しいラインに巻き直そうと、何度か思いつつも、もう少し使えるのではないかと先送りにしていた。ラインブレイクではなく、バックラッシュを直すときにトラブルになるとは想定外であった。必死になって絡んだラインをほぐそうと努力したが、グルングルンになったラインが想像以上に手強く、手の施しようはなかった。

已む無く、絡んだ手前でラインを切り、ルアーはラインを手で手繰り寄せて回収した。もちろん、そのラインはきちんとお持ち帰りである(冒頭の写真)。よく、絡まったラインが釣り場に捨ててあるのを見かけるが、絶対に止めていただきたい。ゴミを捨てて平気でいる人は、頭の中がどうなっているのだろう。

リールに巻いてあるラインが、だいぶ少なくなってしまった。スピナーベイトを結び直して、釣りを再開する。なんだか、ルアーが更に飛ばなくなった。

ルアーの飛距離は、“スプールの回転数×スプール一回転辺りのラインの長さ”である。全く同じ条件でキャストすれば、スプールの回転数は等しくなる。よって、あとはスプール一回転辺りのラインの長さで飛距離が決定する。

「リールに巻いてあるラインが少ない=スプール一回転辺りのラインの長さが短い」ということで、「ルアーの飛距離は、リールに巻いてある糸の量に比例する」のである。これは頭では理解していたが、実際に体験したのは初めてである。モチベーションが一気に下がってしまった。

さらに、このトラブルに対処している間に、また別の釣り人が、これから釣る予定の場所に入ってきた。10メートルくらい先である。近いんですが…。例のごとく、動く気配はない。しばらく地蔵になって釣りを続けたが、既に集中力が切れており、釣れる気がしなくなっているので移動することにした。

志那エリアへ移動する。釣り人はあまりいないが、岸際10メートルくらいはウィードが水面まで伸びており、釣りにくい状況である。ルアーをハイピッチャーMAXに交換し、沖へキャストして、ウィードの手前までの間で勝負をする。メーカーの説明どおり、ハイピッチャーよりは飛距離が出ている気がする。沖でも、水面下にかなりウィードが生えているようで、スピナーベイトを少し沈めてだけで藻に絡んで重くなってしまう。移動しながらスピナーベイトをキャストしたが、バスは釣れなかった。

琵琶湖の志那エリア

志那エリア

最後に、木浜エリアへ移動する。人気スポットのため、結構な数の釣り人がいる。空いているポイントへ入り、スピナーベイトをキャストする。ここは比較的水深があり、岸際にウィードもほとんどなく、釣りがし易い(釣れるということではない)。30分ほど釣りをしたが、アタリはなく日没となった。

琵琶湖の木浜エリア

木浜エリア

本日の結果。なし。

本日の教訓
ライン交換を早目にしないと、痛い目にあうぞ

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