全開放水でベイトが移動した。どこへ行ったのか? 2023年5月9日

時間 6:15~17:00 天候:晴れ 水温:15~18℃ 放水量:全開 場所:山ノ下、アクティバ、下物、志那

<今日の課題>
全開放水への対応

今朝は少し肌寒い。
大雨によって基準水位+30㎝を超えて琵琶湖が増水した。
水位調整のために瀬田川洗堰の全開放水が始まっている。

マリーナのボートランプも明らかに水位が上がっていて、
マリーナ前のワンドはかなり濁っている。

山ノ下ワンド沖のウィードパッチでまずは状況を確認する。
透明度はクリア、水温は15℃台と一気に下がっている。
大雨当日は18℃台だったから、雨による水温低下というよりは、
全開放水で北湖の水が流れ込んだことによる影響と思われる。

ベイトは少ないが、ライブスコープに大き目の魚が頻繁に映る。
バスが寄ってきている?
釣れるかも?
はやる気持ちを抑えてミドストを投下する。
湖流が強く、着水した位置から回収するまでにリグがかなり流される。
ほら喰え、はよ喰え。
喰わない。

アクティバ沖のウィードフラットへ移動する。
ベイトが少ない。
このところ集まってきていたベイトは何処へ行ったのか。
ミドストにノーバイト。

下物アウトサイドのウィードフラットへ移動する。
やはりここもベイトがいなくなっている。
最近バイトが出始めていたミドストに反応無し。

濁りが少々入っているからクランクベイトを巻いてみる。
しかし風が弱い。
久し振りにエレキのクルーズコントロールを使ってボートを流す。
広い範囲でクランクベイトをキャストしながらウィードやベイトの状況をチェックする。
バイトは無くベイトもいない。

下物浚渫へ移動する。
魚探で穴の中のベイトを探す。
時間を掛けて数多くの穴を巡ったが目ぼしいベイトの反応は見つからない。
念のためにフリーリグでハンプの壁を撃つ。
ノーバイト。

北風が少し吹き始める。

やはり全開放水によって状況が変わっている。
やや回復しつつあったボディーウォーターが沈黙してしまった。
一旦休憩を入れて仕切直しといく。

午後は、午前中に濁りを確認していた下物インサイドへ向かう。
浚渫エリアはクリアアップしているが、インサイドはまだ濁りが残っている。
水温は18℃台、濁っている=水が入れ替わっていない、ということだ。
ボートを風で流しながらスピナーベイトをキャストする。

濁りのシャローで巻き倒せば1本くらい獲れるのではないか。
水深2~3mの浚渫との境界付近、
インサイドに完全に入った水深2m弱、
さらに岸に近づいたエリアなど。
ひたすらスピナーベイトを巻く。

下物エリアから志那エリアまで、ラインを変えてボートを流す。
バイトは無い。
濁っているから間違えて喰うバスはいないのか。

左ハンドルのリールを支える右手が痛い。
巻き疲れた。

最後は浚渫エリアへ移動して壁にフリーリグをキャストした。
何も起こらなかった。

全開放水に打ちのめされた。
今日の成果は一昨日の大雨で濡れたボートデッキが乾いたこと。

<本日の結果>
ノーバイト。

<考察>
水温低下やベイトの移動など、全開放水で状況が変化している。
今日は対応できずに完敗だった。
ただでさえ難しい琵琶湖、次はリベンジできるのか?

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