時間 10:00~17:00 天候:曇り時々晴れ 気温:15℃くらい 場所:赤野井、下物(南湖東岸)
釣れそうで釣れない赤野井エリアにまずは向かう。
北西の風で、赤野井エリアは木浜の風裏にあたるため、それほど強くは吹いていない。
水質は、かなり濁りが入っている。水面下のウィードは良く見えない。
釣れないことを知っているからか、釣り人の姿も見当たらない。
水面下にウィードが生えていると思われる辺りを、ブレーデッドジグで探って行く。
ジャッカルのブレークブレードWSに、ケイテックのスイングインパクト4inをトレーラーに付けてみた。
やはり、トレーラーの効果は絶大である。
重量が増えて、ブレークブレードWSが飛ぶようになった。
一昨日の記事で、ノーマルと比較して飛ばない、と書いたことを訂正したい。
ウィードの影からバスが出てくる予定なのだが、なかなか出てこない。
カモもぷかぷかと浮いていて、ウィードがあることは間違いがない。
プレッシャー対策のWSでは、アピール不足なのだろうか。
ノーマルのブレークブレードにチェンジしてみる。
太陽が出て、気温が上昇してきた。バスもやる気が出てくるに違いない。
ウィードが水面に出ているエリアでは、ウィードの際に付いているバスを狙っていく。
しかし、ここも反応がない。
かなり念を入れて探ってみたが、赤野井エリアでのブレーデッドジグは、今日も不発に終わった。
念のため、ライトリグを試しておく。
OSPのドライブスティック4.5inを使用して、ライトテキサスと、シンカーをペグ止めしてのスプリットショット的なリグで探ってみたが、ショートバイトすら出ない。
風が強くなったタイミングで下物エリアへ移動する。
こちらは釣り人に人気のようだ。鯉のブッコミ竿が並んでいて、バスのアングラーもあちこちで釣りをしている。
北西風が向かい風となって、もろに岸へ吹きつけている。波ザッパーンである。
時刻は14時を回っている。
後半戦は、バイブレーションを引き倒す作戦とする。
レイドジャパンのレベルバイブビッグをひたすら投げる。
キャスト後は4秒ほど待って、底をとってから巻いてくる。
途中、底の枯れた藻を拾うようであれば、竿先を上げてレンジの調整をする。
うろうろ泳ぎ回っているバスを、拾う釣りである。
ランガンというよりは、一か所である程度の数キャストをしてから移動する。
バスからの反応はなかなか無いが、数投げてなんぼと思い、投げ続ける。
向かい風の中、キャストするのはしんどい。
北風に当たり続け、体温も奪われていく。鼻水が出る。
心が折れそうになる。
2時間が過ぎ、そろそろ切り上げようかと考えつつ、駐車場方面へ戻りながら、釣りを続ける。
ようやくアタリが来たのは、16時半ごろであった。
釣りを開始して6時間半が経過していた。
早巻きをしていたレベルバイブビッグを、バスが引ったくる。
しかし、ここで大きな問題が。
強風で湖畔は大荒れである。波ザッパーンでうかつに水際に近づけない。
沈しないように、慎重に石積み護岸を降りる。
あろうことか、フッキングは、リアフック一本のみで、抜き上げるには危険である。
手を伸ばすが、なかなか届かない。
あと一息、と思った次の瞬間、フックが外れてバスが目の前の水面に落ちた。
掴み取ろうかとも思ったが、水没したくはなかったから、諦めた。
天を仰ぐと、夕陽が眩しく目に入った。
なお、私は陸っぱり専門ではないので、ウェーディングはしないし、ランディングネットも持たないことにしている。
矢橋帰帆島などの足場が高いエリアに出没しないのは、そのためである。
今日の収穫。強風はバスを掛けることが難しいが、掛けた後はもっと難しい。
本日の結果。バラシ1。ノーフィッシュ。
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