爆風で何をしてるのか分からない 2024年12月8日

2024年12月

時間 8:30~14:00 天候:曇りのち雨 水温:10℃ 放水量:18㎥/s 場所:赤野井、自衛隊、アクティバ

<今日の課題>
南へ下ってメタルバイブ

西高東低、冬型の気圧配置で等圧線の間隔が狭い。
強風が約束された天気図である。

風予報も南湖で風速5mとなっていて、日曜日だが出船するボートは少ない。
明日の船舶検査準備と来週のマリーナ大会のプラクティスを兼ねて出撃する。

曇りで朝の冷え込みは厳しくないのだが、陽射しが無く風が強いから寒い。
湖面は荒れており、こんな日に釣りをする人の気が知れない。

赤野井沖のウィードエッジを目指す。
前回小バスをキャッチしたエリアの状況を確認する。

水温は10℃台に下がって、水は微妙に濁っている。
リアクションダウンショットを風下にキャストすると、はるか彼方にかっ飛んでいく。
ラインが風で引っ張られ、ロッドが風にあおられる。
こんなんでバイトが分かるのだろうか。
デカバスが喰ってめっちゃ走れば、きっと分かるに違いない。

ロッドをチョンチョンしたあとの糸ふけを取る作業が困難を極める。
ラインが風で流されてほとんど弛まず、リールをどれだけ巻いたらいいのだろうか。
何をしているか分からない状態であり、勘で適当にやるしかない。
しばらく苦戦して探ったものの、魚が釣れることはなかった。

向かい風の中、南へ走って自衛隊前へ。
南西風だから多少は風裏にあたり、少しは風が弱まった。
フラットエリアでメタルバイブを巻く。

ウィードがちょろちょろと生えているのを期待するも、ほとんど生えていない。
魚探にベイトも映らずちょっと釣れる気がしない。
ボートを風に流し、ウィードを探しつつメタルバイブをキャストする。

無の時間が続く。

突然、めちゃくちゃ良さそうなウィードパッチがライブスコープに映った。
しょぼいパッチが点在している中で明らかにウィードの高さ、大きさが違う。

ロッドを持ち替えてリアクションダウンショットを打つ。
風向きがコロコロと変わり、ボートポジションが安定しない。
投げる方向を修正していると、少し風が弱くなって、どうにかチョンチョンできる状況になった。

そしてラインが引っ張られる。
あわせると小バスではない重さが伝わり、いいサイズのバスが上がって来た。
ボート際では暴れずなすがまま状態である。
寒くて動けないのだろうか。

強風で無理ゲーっぽかったから釣れて嬉しい。
前回折れたマス針を太軸のマス針に変えてみたところ、フッキングは特に問題なかった。

釣れるのが分かったから、このパッチは温存する。
周囲でウィードパッチを探し、リアクションダウンショットを入れる。
なかなか同じようなパッチは見つからず、バイトも無い。

帰る時間が近づいて来た。
魚探掛けで幾つかのウィードパッチをウェイポイントにマークして自衛隊前を後にする。

マリーナに戻る途中で、アクティバ沖のウィードエリアをチェックする。
ちょっとだけと思ってリアクションダウンショットを投げていると、急に雨脚が強くなり慌てて切り上げた。

帰着後は雨の中で船舶検査の準備をする。
リチウムイオンバッテリーを鉛バッテリーに乗せ換えて配線を済ます。

定期点検の際に直してもらったはずのホーンがまた鳴らなくなった。
荒れた湖上でボートが波に叩かれて配線がずれたのだろう。
今回は応急処置とのことだったが、やはり配線を接続するメインハーネスなる部品を交換する必用があるようだ。
一応コンソール下の配線を押し上げると鳴るようにはなる。
検査の際に鳴ることを祈るしかない。

<本日の結果>
キャッチ1。2,130g。

<考察>
釣った魚の元気がなくなって来た。
いよいよ冬本番だろうか。

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