真実のバスボートライフ(ボートのサイズ)

駐艇場にて バスボート

今回は、バスボートのサイズ(長さ)についてです。

バスボートのサイズ

各メーカーで、ラインアップされているバスボートのサイズは、17~21ftクラスといったところが一般的でしょうか。
大型であるほど、荒れた水面でも安定し、ロングドライブも可能となりますが、小回りは効かなくなります。

そのため通常は、釣りをする湖の規模によって、バスボートのサイズを選択します。
大きな湖では、移動距離が長くなり、風による湖面の荒れも激しいので、大型のボートが適しています。
逆に小さな湖では、あまり大型のボートでは、取り回しに不便となることがあります。

琵琶湖の場合

琵琶湖では、20ftを超えるバスボートに乗っている人が、大半ではないでしょうか。

ビッグレイクであって、北湖へ行くことを考えると、かなりの距離を走ることになります。
また、風が吹くと激しく荒れます。

実際に、私が利用しているマリーナでは、駐艇場に20ft以上のバスボートが並んでいます。
そのため、周りのボートに比べると、私が乗っているレンジャーZ185は小さく見えます。

駐艇場にて
駐艇場にて

手前にある、カバーを外してあるのが私のボートですが、 だいぶ奥に引っ込んでいます。
青いカバーのボートは19ftクラスでしょうか、やはり少し小型です。

私の場合

ボートのサイズによって、船体価格、運用コストが変わってきます。
また、ボートをどのように使うかも、ボートサイズを決定する要素となります。

私の場合、ボートサイズを決めるにあたって、次の2点を考慮しました。

  • 南湖で乗る 基本的に、南湖限定で釣りをすることを前提としました。そのため、移動距離は短くて済みます。また、南湖は北湖ほど荒れることはありません。
  • 一人で乗る 二人、または三人で釣りをするなら、ある程度ボートデッキの広さを必用としますが、一人ならそれほど広くなくても十分です。

これらの条件から、安定性が犠牲とはなりますが、運用コストを重視して、やや小さめの18ftクラスのボートを購入することを決めました。
レンジャーZ185、18ft8inの長さのボートです。

安定性

18ftのボートが20ft以上のボートに比較して、安定性が劣ることは承知しています。

乗り比べていないので比較はできませんが、湖面が少し荒れると、停まって釣りをしているときも、結構揺れます。
スピードを出して走ると、左右に揺れたり、飛び跳ねたり、波を被ったりとなかなか刺激的です。

ボートの性能を把握して、風が強いときはあまり無理をしないように、気を付けながら乗りたいと思います。

デッキの広さ

デッキの広さについては、意外な盲点がありました。

釣りをするためのスペースとしては、問題ありません。
しかし、エレキのある左舷のフロントデッキ、ロッドを置くスペースが狭いのです。

ロッドを固定するベルトの近くに、エレクトリックモーターが迫っています。
写真のように、ロッドのリールからグリップエンドまでの部分を置くスペースに、エレクトリックモータのケーブルが伸びています。

ロッドホルダー(左舷)
ロッドホルダー(左舷)

釣り番組などの動画では、そこには普通にロッドを置けるイメージでした。
20ftのボートであれば、エレキの位置がもう4~50㎝くらい前にあって、全く問題無いに違いありません。

エレキのケーブルを持ち上げれば、その下にロッドを置くことはできるのですが、急いでいるときなど不便です。

まとめ

バスボートのサイズをどうするかは、とても重要なことです。

単純に大きければいい、ということでもありません。
何人で乗るか、どこで乗るか、どのように乗るか等を総合的に考慮して、決める必要があります。

いきなり新艇を購入した私が言うことでもありませんが、購入する前に、いろいろな状況でバスボートを経験して、大きさの違いなども乗り比べてみてはいかかでしょうか。

湖に応じたボートサイズというのはありますが、ボートサイズに応じた乗り方というのもあります。
大型のボートで、狭い所や浅瀬に入り込むのは無謀ですし、小型のボートで荒れた湖面をドライブするのは危険です。
一番大事なことは、ボートのサイズに合わせた乗り方をすることだと思います。

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