時間 8:30~15:00 天候:曇りのち晴 水温:7℃台 場所:浮御堂(南湖西岸)、木浜(南湖東岸)
今朝は冷え込みが厳しい。
最低気温が氷点下で、ボートカバーが凍っている。
雨は降っていないはずなので、霜が降りて凍ったということか。
なお、氷をきちんと取らずに畳んだら、夕方広げてみるとまだ溶けずに残っていた。
ボートカバーの氷は、朝出船する前にしっかりと取らないといけないようだ。
まずは、ゆっくりと魚探を掛けながら浮御堂沖へ向かう。
魚探については現在勉強中である。
今日も新しい試みを行ってみた。
既出の、「バスボートの購入(その3 モデル、エンジン、オプションの決定)」で書いているが、マイボートには、ハミンバードのヘリックスシリーズ、9inモデルの魚探が2台付いている。
バウとコンソールの魚探をネットワークでリンクさせ、船尾にはヘディングセンサー付外部GPSアンテナを設置している。
ネットワークでリンクさせることにより、以下のことができるようになる。
- ウエイポイントの共有
- センサーの共有
<ウエイポイントの共有>
ウエイポイントとはマップ上に記録する、特定の地点を表す点のことを言う。
魚探では、地形変化、カバー、魚の釣れた場所等を入力する。
エンジンで流しながら魚探掛けをしているときは、コンソールの魚探にカバーなどのウエイポイントを入力することになる。
ウエイポイントの共有とは、そのウエイポイントが、バウの魚探にも反映される仕組みである。
釣りをするときにはバウの魚探を見るから、ありがたい機能である。
<センサーの共有>
バウの魚探のセンサーはエレキの下、コンソールの魚探のセンサーは船尾に、それぞれ付いている。
また、船尾のヘディングセンサー付外部GPSアンテナは、コンソールの魚探に繋げている。
センサーの共有とは、バウの魚探で船尾のセンサーや、ヘディングセンサー付外部GPSアンテナを利用できるという仕組みである。
もちろん、その逆も可能だ。
一見、意味がないように思えるが、工夫次第で使える機能である。
今回は、センサーの共有機能を活用した。
コンソールの魚探は通常どおりのセンサーを利用し、バウの魚探でも船尾のセンサーとヘディングセンサー付外部GPSアンテナを利用することにした。
これは、ヘディングセンサー付外部GPSアンテナを、船首に付けていないための策である。
船の長さ分(5m程)、マップ上の現在地がずれるが、釣りをしているときに大事な、ヘディングセンサーを活用できるようになった。
また、荒れているときに船が揺れて、エレキのスクリューが水面上に出てしまうことがある。
その時、バウの魚探センサーにも不具合が生じるが、その問題も解消できた。
なお、残念なことに、オートチャートライブ機能は、ヘリックスシリーズのネットワークリンクで共有できない仕様となっている。
浮御堂沖は、昨日ほど船は多くない。
南風が強く、朝から湖は荒れている。
水深の変化にウィードが絡むところで、しばらく釣りをする。
メタルバイブとビッグベイトを投げたが、バスは反応しない。
木浜沖へ移動する。
慣らし運転のため、フルスロットルにする。
荒れた湖面で、水面からの衝撃に気を取られたその時、帽子が吹っ飛んで行った。
油断をしていた。
ダメ元で、戻って探してみたが、やはり見つからなかった。
耳当て付の防寒を兼ねた帽子であったので、それからは上着のフードを被ることにした。
風が次第に強くなる。
予報では今日は穏やかなはずであったのに。
ボートの揺れが酷く、移動も釣りも危険を感じたため、魚探掛けに専念する。
昼近くに、ようやく風が収まってきた。
良さそうな地形のところで、釣りを再開する。
バウの魚探でヘディングセンサーを利用できることで、キャストする方向がはっきりするようになった。
メタルバイブ、バークレーのⅮEX MV8gのリフト&フォールで探っていると、待望のアタリがある。
バスボートでのファーストフィッシュ、狙い通りである。
しかし、引きが少しおかしい。
魚影がスリムである。
ガーン、ニゴイだ。
記念すべき一匹目がニゴイとは、なんという引きの良さ。
その後も木浜沖で魚探掛けをしつつ釣りをしたが、バスのバイトは無かった。
荒れた湖面をバスボートで走っていると、ザバザバと普通に水を被る。
座席の間にあるストレージは、ふたが防水ではないようで、戻って開けてみたら中に水がたっぷり溜まっていた。
濡れたら困るものは入れないように気を付けたい。
今日の収穫。魚探のネットワーク機能が、いい具合に働いてくれた。
本日の結果。キャッチ1(ニゴイ)。ロスト1(帽子)。
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