ヘディングセンサーって何?

ヘディングセンサー付GPSアンテナ バスボート

私が使用している魚探、ハミンバードのヘリックスについて、ブログ内で独立したカテゴリーを立ち上げます。
既にいろいろな方が、魚探についての情報を発信されていますが、まずは素人目線から、当たり前過ぎて恥ずかしくて人には聞けないような事を中心に、記事にしたいと思います。

第一回は、ヘディングセンサーについてです。

ヘディングセンサーとは

船首方向に向けて取り付けることで、ナビゲーション画面上で船首の方向を指し示すことができる、GPSアンテナのことです。
船首を示すセンサー=ヘディングセンサーです。

もちろん、船尾方向に向けて取り付ければ、船尾の方向を指し示すこともできますが、普通はそんなことはしません。

どうして必用なのか

ヘディングセンサーの無いGPSアンテナは、アンテナを設置している物の進行方向を、ナビゲーション画面上で表示します。

船の場合は、風や波の影響を受けるため、必ずしも船の向きと進行方向は一致しません。
極端な例では、風で後方に流されると、船首は北を向いているのに、ナビゲーション画面では南を向いているように表示されます。

魚探画面 サイドイメージとナビ
魚探画面 船首方向と進行方向

目的地へ辿り着くためだけなら、進行方向が把握できれば問題はありません。

ところが、水中の目標を狙うバスフィッシングにおいては、ボートがどの方向を向いているかがとても重要になります。

水面上のカバーを撃つ場合を考えて見てください。
狙っている場所から、数十㎝、ましてや1m離れた場所に着水したら、まず釣れなくなるでしょう。

ナビゲーション上にマークしたウエイポイントや、水中の地形変化を狙うときに、ボートの正確な方向が分からなければ、正しい方向へキャストできないのです。

ヘディングセンサーがあれば、ナビゲーション画面にボートの船首方向を表示できるので、自ずとどの方向にキャストすればいいのかが分かります。
ヘディングセンサーは、オフショアフィッシングの必須アイテムです。

どこに取り付けるのか

基本は、魚探のトランスデューサー(音波を送受信するセンサー)の近くに取り付けます。

ヘディングセンサー付GPSアンテナ
ヘディングセンサー付GPSアンテナ

写真は、トランサム(船尾)に取り付けたヘディングセンサー付GPSアンテナです。
小さい矢印が見えますでしょうか。
これが船首方向を向いていて、その方向を常にナビゲーション画面に表示することができます。

ちなみに、写真左側の黒い部分の先がエンジンマウントで、魚探のトランスデューサーは、その船底に付いています。

このヘディングセンサーは、コンソールの魚探に接続しています。

バウ(船首)の魚探用のヘディングセンサーは、同様に船首へ設置します。
このように、バウとコンソール用に、それぞれヘディングセンサーを設置するのが理想です。

1台で運用できないか

ハミンバードの場合、ヘディングセンサー付GPSアンテナは1台5万円で、プラス設置費用が掛かります。
5万円あれば、高価な物は無理ですが、それなりのタックルならもう1セット揃えられます。

ヘディングセンサー1台だけで、どうにかならないかと考えました。

ここで、しくじり先生の登場です。
私の場合、熟考の上、「トランサムに設置する」ことにしました。

決めてから、納艇されるまでに9カ月くらい経っているので、記憶が定かではありません。
恐らく、バウに設置すると、エンジンで走行している間は、ヘディングセンサーが無意味になってしまう、と考えたのではないでしょうか。

もちろん、コンソールの魚探にとっては、何の問題もありません。
しかし、バウの魚探で特殊な運用をする必要に迫られました。

魚探が2台ともヘリックス9モデルのため、イーサネットでバウとコンソールの魚探をリンクしています。
そのネットワークを利用して、バウの魚探に、トランサムのトランスデューサーとヘディングセンサーを接続して、運用しています。

つまり、バウの魚探に、トランサムの情報が表示されているのです。
ヘディングセンサーを生かすための止むを得ない策ですが、船の長さ(5m)分後方の情報を見ていることを、釣りをしながら常に意識しなければなりません。

どちらか1台という選択なら、「バウに設置する」が正解だと思います。

ヘディングセンサーは、あくまでも釣りのために必要なのです。
エンジンで走行している間の、コンソールの魚探でのヘディングセンサー利用は諦めましょう。
バウデッキで釣りをしている時に、ヘディングセンサーの機能を十分に生かすなら、やはりバウに設置するべきです。

まとめ

ヘディングセンサーの重要性を、理解していただけましたでしょうか。

オフショアの釣りにとって、ヘディングセンサーの遥か上をいくツールが、360°イメージングになるのでしょう。
静止している時に、周囲360°の状況が画面で確認できるなんて、ほとんど反則です。
しかし、価格も遥か上を行っているため、導入するのは厳しいものがあります。
画面構成なども考えると、魚探をもう一台追加する必用があるかも知れません。(>_<)

なお、ヘディングセンサーの位置を、トランサムからバウに動かすのは、さすがにどうかと思っています。
2台設置するのが理想なので、バウにヘディングセンサーを追加するかどうかは、もう少しじっくり考えたいと思います。

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