タックルレビュー シマノ ゾディアス 268L-S(2020モデル)

タックル、テクニック

シマノのバス用スピニングロッド、『ゾディアス268L-S』のレビューです。

まずはスペックから
 長さ:6ft8in(2.03m)
 重さ:92g
 ルアー重量:2.5~10g
 ライン:3~6lb
 テーパー:FF
 素材:カーボン98.8%
 継数:2(グリップジョイント)
 購入価格:14,789円(税込)

必用な性能を満たしながら価格を抑えたゾディアスシリーズ、お財布にやさしいロッドです。
現在のモデルは発表から4年が経過して、そろそろモデルチェンジされる頃合いでしょうか。
だからといってモデルチェンジを待ってはいられません、必用な時が買い時です。
ネコリグ用のソリッドティップのロッドが欲しくて購入しました。

ゾディアス 268L-S タグ

長さ
操作性を保ちつつ遠投性も兼ね備えたセミロングロッドです。

重さ
カーボンモノコック構造のおかげでしょうか、かなり軽く仕上がっています。

テーパー
エクストラファーストテーパーの極端な先調子です。
トップガイドを含めて先から4つ目のガイドまでがソリッドで、そこだけが曲がる感じです。
ソリッドティップはかなりソフトで、怖くなるくらい曲がります。

ロッドティップの曲がり方

キャスト
ティップが良く曲がるため、あまり重いルアーは適しません。
軽いルアーは気持ちよく飛んでいきます。
7ftのロッドと比較しても、ネコリグを投げたときに気になるほどの飛距離の低下は感じません。

操作性
ソリッドティップがロッド操作を柔らかく吸収します。
ネコリグをシェイクしながらズルズル引くボトストがやりやすくなりました。
7ftでやや張りのあるロッドを使っていたときと比較して、手首への負担が軽減されました。

感度
ウィードなどボトムの障害物をしっかりと把握できます。
柔らかいティップで感度が鈍くなる不安がありましたが、特に問題ありません。

喰わせ
張りのあるロッドにあった、ボトスト中にバイトを弾くような感覚はなくなりました。
バスが喰いついた感触を伝えながら、柔らかいソリッドティップが抵抗をうまくいなしてくれます。
それでも、掛けられないバイトはあります。
小バスがワームの尻尾をかじるようなバイトは、当然ながら乗せられないということだと思います。

パワー
ライトパワーのため強引にバスを寄せるのは困難です。
リールのドラグを効かせてバスの引きを楽しみましょう。

総合評価
感度を保ちつつ、バイトを弾かなくなったことは高く評価できます。
ソリッドティップのおかげでしょうか。
心配していた飛距離も十分です。
購入の際にはエクスプライド263L-Sと比較検討して、5in長いゾディアスを選びました。
少し短いエクスプライドも試してみたくなりました。
今のところ釣果アップには繋がっていませんが、ネコリグを扱いやすくなったのは間違いありません。

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