今回は、バスフィッシングの陸っぱりで使うカバンについてのお話です。
条件
私が考えているカバンの条件は以下のとおりです。
大きさ
電車で釣り場まで移動する人は違うかもしれませんが、車で移動する場合、そんなに大きなカバンは不要です。
まず、現場で持ち運ぶタックルは、一本ないし二本までとしています。
ルアーは、いろいろな状況に備えて、なるべく多くの種類を持ち運びたくなりますが、実際に使うルアーは、一つのタックルについてそんなに多くはありません。
よって、車に積んだルアーから厳選して、カバンに入れれば十分です。
他に入れる物として、財布、鍵、スマホ、絆創膏変わりのテーピング、これくらいです。
ちなみに、飲み物(水筒、ペットボトル)は、カバンの外側にボトルホルダーを付けてぶら下げています。
形
ショルダーバッグかウエストポーチのどちらかです。
両手が自由になること、これが最低条件です。
そこで、リュックサック、ショルダーバッグ、ウエストポーチの3タイプから選ぶこととなります。
この中で、リュックサックは、下に降ろさないと中身を出せないため、除外します。
ショルダーバッグかウエストポーチであれば、体に着けたまま、中身を取り出せるため、ひと手間省略できます。
性能
完全防水であること。
晴れた日にしか釣りをしないのであれば、どうでもいいことです。
しかし、レインウェアを着て釣りをするつもりが少しでもあるなら、ただの防水ではなく、完全防水のカバンを使うべきです。
一般的に防水と言われているカバンは、雨の中で1時間も釣りをすると、確実にカバンの中まで水が浸みてきます。
生地が防水であっても、縫い目やカバンの入り口から雨が浸入するからです。
私も最初は、ヘリーハンセンの防水生地でできたカバンを使っていました。
ところが、雨の日に釣りをすると、中がビチョビチョになりました。
カバンの入り口にフラップ状のふたがついていましたが、全く役に立ちませんでした。
入れていた財布がぐっしょりと濡れて、あとあと大変な思いをしました。
ただし、完全防水のカバンは、探してもなかなか見つかりません。
防水生地で作ってあり、縫い目が露出せず、入り口がロール状に巻き込む仕様となっている必用があります。
適当なカバンが見つからない場合は、濡れて欲しくない物だけは、防水パックに入れてから、カバンに入れる方法もあります。
使用している物
私が実際に使用しているカバンを、その他ルアーケースなどを含めて紹介します。
カバン
OSAHのショルダーバッグDRY PAK(品番Q14607 )です。
色:グレー
サイズ:幅33×まち15×高さ22㎝(高さは蓋をした状態)
防水レベル:IPX6(いかなる方向からの強い直接噴流による害がない)
その他:内ポケットなし、専用のインナーバッグ固定用のベルクロテープ取付済
蓋をクルクルとロールして留めるタイプのため、入り口からの雨の浸入を完全に防いでくれます。
内ポケットが全くないので、インナーバッグがあると便利です。
インナーバッグ
OSAHのショルダーバッグには、専用のインナーバッグが売っています。
しかし、値段が張るために私は別売のインナーバッグを購入し、ベルクロテープを縫い付けて、カバンに取り付けています。
LIHIT LAB.のBAG IN BAG A5(品番A-7553)です。
色:オレンジ、黄緑、茶、黒
サイズ:A5 幅250×まち17×高さ180㎜
ポケット:ファスナー付1、マチなし2、マチ付2、ペンポケット1
このバッグインバッグは、薄くてかさばりません。
ベルクロテープを縫い付けるのに苦労しましたが、カバンに固定できて使いいいです。
マチ付ポケットに財布と車の鍵を入れ、マチなしポケットにスマホを入れています。
タックルケース
メイホーのバーサスシリーズから
VS-3020NDDM
サイズ:横255×縦190×高さ60㎜
収納物:ワーム、プラグ、ジグ、ラインカッター、プライヤーなど
VS-3020NS
サイズ:横255×縦190×高さ28㎜
収納物:ワームフック、シンカー、スナップ、スイベル、おえおえ棒など
この2つのケースは高さ以外のサイズが共通なので、カバンにぴったりおさまります。VS-3020NSには、おえおえ棒ロングも入れられます。
ボトルホルダー
モンベルのランバーバックボトルケージ
500mlのペットボトルを入れられるサイズのボトルホルダーです。裏にベルクロテープが付いていて、カバンのベルト等に留めることができます。
私は、カラビナでカバンの金具に取り付けて使っています。
終わりに
陸っぱりをするときは、このカバンセット一式に、手にはロッドを一本を持つスタイルです。
余計な物は車に置いて、手軽に動き回れることを最優先としています。
私が軟弱なだけかもしれませんが、この装備であっても、カバンを掛けている肩には結構負担がかかります。
いろんな物がたくさん詰まった、重いタックルボックスを持ち運ぶ気には、どうしてもなれません。
人それぞれ、いろいろな考えがあると思いますが、少しでも参考になったでしょうか。
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