光りはどこへ 2019年4月29日

1,400gのラージマウスバス 2019年 4月

時間 7:15~16:30 天候:曇り 水温:15℃ 場所:下物、志那、4本柱

<今日の課題>
シャローに隣接したブレイクラインで反応するバスを探す。

今日は、昨日の夕方確認できたパターンを、いろいろなエリアで試してみたい。
下物の一番北側、シャローから一段落ちるエリアに朝一で入る。

すでに下物沖にはバスボートの船団が浮いているが、何とか良さそうなエリアに入ることができた。
シャローが岬状に突き出て、ブレイクラインを形成している地形である。

深い側にポジションし、浅い方へフリーリグをキャストする。
余り移動しないように気を付けながら、深い方に引いてくる。
チョンチョン、チョンチョン、・・・。

すぐに反応がある予定であったが、なかなかバイトが無い。
周囲の船で釣っている人もいるから、エリア的には間違っていないはずだ。

しかし、気になるのは水温だ。
昨日は17℃だったのが、15℃台に落ちている。
バスの活性が下がっているのは間違いない。

しばらくやって反応が無いため、南へ向かって移動する。
シャロー側で釣りをしている船は、ディープに比べて少ない。
それでもやりたいエリアに入るのには苦労する。

午前中一杯をかけて、昨日バイトがあった志那沖のエリアまで釣り進む。
想定ではリミットぐらいは揃っているはずが、ノーバイトである。
水温の低下で、バスがより深いエリアへ移動してしまったのだろうか。
昨日見えたはずの光はどこへ行ったのか。

午後からは、4本柱沖のウィードフラットに入る。

ウィードが伸びてきているのが、魚探で見えるようになってきた。
ボトストをするとウィードが掛かるようになったので、少しレンジを上げる。

スプリットショットも投げて見たが、バスは反応しない。
ベイトが余り映らないのも気になる。

志那沖の浚渫エリアへ。

大きな浚渫の深い側へポジションすると、時折ベイトが回遊してくるのが魚探に映る。
壁際はフリーリグ、深い側はダウンショットやミドストで探ってみる。
しかし、バスのバイトは無い。

最後は、もう一度シャローから一段落ちるブレイクをやってみる。

昨日バイトのあったエリアに望みを託す。
フリーリグをキャストするが、反応が無い。
少しずつトレースラインを変えて、しつこく探る。

最後の一投、じっくり探っていると、コツンと感じた。
バスか?
そーっとラインを張ると、引っ張られる感じあり。
バスだ!

目一杯あわせたが、左手一本であわせてしまう。
今、指がほとんど使い物にならない左手で無理をしたため、激痛が走る。
しかし、フックアップには成功した。

キャッチしたのは45㎝ほど、1,400gの雌。
少し腹が出ていて、2、3度目の産卵を待っている奴かもしれない。

ラスト一投で、かろうじて一匹。

ここで気付いたのが、今まで根本的に、底を取るソフトベイトの扱いが雑だったのではないか、という疑問だ。
数多くのエリアを探るために、テンポよく、手返しの早さを優先してきた。
選定したエリアを信じて、一投に時間を掛けて、じっくりと丁寧に探ることで、採れるバスもいるのではないだろうか。

<本日の結果>
バイト1、キャッチ1。最大魚1,400g。

<明日のために>
ソフトベイトは一投を大切にして、丁寧に探ってみる。

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