時間 8:15~15:20 天候:曇り時々雪 水温:8℃ 場所:下物(南湖東岸)
曇り空で、風はあまり吹いていない。
今日は、早い時間にバスをキャッチしてから、新しいエリアを開拓する予定である。
まずは、下物沖の実績のあるエリアで釣りを開始する。
3~4mラインをディープクランクでチェックする。
ハイドアップのHU400をキャストする。
これで一本捕って、その後は違うエリアや、違う釣り方を試してみたい。
しかし、そんなに簡単には釣れない。
次第に風が出てくる。
9時を過ぎる頃には、風がビュービュー音を立てて吹き始めた。
午後には風が強くなる予報は出ていたが、こんなに早く、しかもこんなに強い風が吹くとは想定外だ。
バスボートに乗り始めてから、一番の荒れ方である。
気が付くと、周りにはバスボートが一台もいなくなっている。
やはりこれだけ荒れていると、どこか風を避けられる場所へ移動するのだろうか。
少し恐怖を感じつつ、釣りを続ける。
レンジャーボートは沈没しない構造なので、転覆しない限り大丈夫なはずである。
波が高く、アクションの小さなHU400では、水中の感覚が掴めなくなる。
そこで、エバーグリーンのコンバットクランク400にルアーをチェンジする。
これだけボートが揺れると、ルアーを替えるのも一苦労だ。
ウルトレックスのスポットロックを使用して、ボートポジションをキープする。
これがなければ、釣りどころではない。
気温が低く、風も強いため、非常に寒い。
手が冷たく、オンパックスの『極熱』カイロで温めないと、耐えられない。
しかし、さすがの『極熱』も、あまり暖かさを感じられない程、冷え込みが厳しい。
ウェアにパラパラと当たる物があり、波しぶきかと思っていたが、どうやら細かい雪が降り始めた。
風でラインが流され、巻物の釣りに限界を感じる。
浚渫の壁沿いに、フットボールジグを落としてみることに。
エバーグリーンのTG BLOW 1/2ozに、ハイドアップのスタッガーワイド4inをトレーラーに付けてキャストする。
ディープにボートをポジションし、浅い所へキャストして、深い方へ落とすように引いてくる。
フットボールジグが、ウィードで藻玉になって戻ってくる。
キャストする位置を少しずらしてみる。
すると落とし込みの途中で、違和感を感じた。
コンッ、グーッ。
よっしゃー、バスだ!
グリグリっとリールを巻いて、ビシッとあわせる。
ぐいぐい引っ張る。この寒いのに元気のいいバスである。
ルアーを丸飲みしている。
プリプリの50upをキャッチする。
ボートが揺れて、測りのメモリが安定しなかったが、およそ2,500gであった。
バスをキャッチして、しばらく、寒さを忘れることができた。
その後も、浚渫の穴を移動しながら、フットボールジグをキャストし続けたが、バイトは続かなかった。
風は昼頃一時的に収まり、その後また強くなって、再び大荒れ状態に襲われた。
寒さも厳しかったので、早めに釣りを切り上げ、最後はマリーナ周辺を魚探掛けしてから上がった。
当初の予定とは全く違う展開の一日となった。
釣れたから良かったが、久し振りに、寒くて泣きそうになった。
携帯カイロ1個では全く足りない。
今日の収穫。大荒れでも水中は問題ないようで、バスは餌を喰う。
本日の結果。バイト1、キャッチ1。最大魚2,500g。
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