AUTO CHART Zero Line MSD

AUTO CHART Zero Line MSD パッケージ バスボート
AUTO CHART Zero Line MSD パッケージ

先日、湖沼図データのHOT MAPS JAPANについて書きましたが、今回は、ハミンバードの魚探ヘリックスで利用できる、もう一つの地図データメディアについてです。

AUTO CHART Zero Line MSDとは

AUTO CHART Zero Line MSD
AUTO CHART Zero Line MSD

ハミンバード魚探の等深線マップ作成機能 、オートチャートライブのデータを保存するためのデータメディアで、通称“ゼロラインカード”です。
こちらも、HOT MAPS JAPANと同様に、microSDカードに、SDカードアダプターがセットになっています。

オートチャートライブのデータは、ヘリックス本体には最大8時間分しか記録できません。
それ以上記録すると、古いデータが上書きされます。
そのため、ヘリックスを購入して、ゼロラインカードを利用しない人はいないはずです。

これまでは、¥20,000で別途購入する必用がありましたが、最新モデルからは、魚探本体とゼロラインカードがセット販売となったようです。
ちなみに、ゼロラインカード1枚で、20年分のオートチャートライブデータを保存できます。

パッケージには、SDカードケースが付属しています。

左側がケースを閉じたところ、右側が開いたところです。
4枚までSDカードを入れられます。
開いた画像の、ゼロラインカード以外は別売品です。

ゼロラインカードの画面

ゼロラインカードの生データと、オートチャートライブデータを表示した画面を比較してみます。
琵琶湖南湖の木浜沖データです。

ゼロラインカードの生データは、湖岸線が確認できるだけなので、単なる地図データとしての利用価値はほとんどありません。
オートチャートライブデータを記録するための、専用記録メディアとして使用します。

ゼロラインカードは2枚必要か

ヘリックスを2台使用している場合、ゼロラインカードも2枚必用でしょうか。

私は、ボートのバウとコンソールに、それぞれヘリックス9を設置しています。
ヘリックス9には、ネットワーク機能が備わっていますが、オートチャートライブデータは、ネットワークで共有できません。
そのため、2台同時にオートチャートライブを表示するためには、ゼロラインカードが2枚必用です。

なお、オートチャートライブは、ボートの高速走行時には正確に記録できないため、ロギングをオフにしておく必要があります。
そのために、2台のヘリックスにそれぞれゼロラインカードを差していても、運用に問題が生じます。

具体的には、
・マリーナ出船時は、高速走行に備えて2台ともログオフ。
・エリアに到着したら、コンソール魚探でログオンし、記録開始
・しかし、この間、バウ魚探ではログオフ状態で未記録。
・エンジンを止め、バウへ移動して釣り開始。
・すると、バウ魚探では、コンソールで記録した下線部のデータが表示されません。

もちろん、逆もしかりです。
釣りの間に、バウの魚探で記録したオートチャートライブは、コンソールの魚探に反映されません。

つまり、オートチャートライブを記録しながら釣りをする限り、ゼロラインカードを2枚持っていても、バウとコンソールの魚探でデータが一致しないことになります。
その湖で、オートチャートライブをコンプリートして初めて、ゼロラインカードを2枚持つ価値が出てきます。

ということで、
「ヘリックスを2台使用していても、バウとコンソールの魚探をそれぞれ使用する際に、1枚のゼロラインカードを差し替えて利用する」
が、今のところ正解だと思っています。

結構面倒ですし、雨の日などは、スロットに水が入って魚探が故障しないか心配です。
ハミンバードさん、オートチャートライブをネットワークで共有できるようにしてください。

データバックアップ

この手のデータの宿命として、突然データが失われる可能性があります。
SDカード自体の紛失や破損、エラーによるデータの読み込み不能などです。

万一の事態に備えるため、データのバックアップをしておきましょう。

①SDカードリーダーを使用して、ゼロラインカードをパソコンに読み込みます。

②読み込んだSDカードのドライブを開いてフォルダを表示します。

ゼロラインカード
ゼロラインカードのドライブを開いたところ

③表示された『ACDATA』フォルダを開きます。

ACDATAフォルダ
ACDATAフォルダを開いたところ

④『ACDATA』フォルダ内のすべてのファイルを選択してコピーします。

⑤パソコンに適当なフォルダ(フォルダ名は日付等)を作成し、コピーしたデータを貼り付けて保存します。

以上で、データのバックアップは完了です。

バックアップデータを利用するには、ゼロラインカード内の『ACDATA』フォルダに、コピーしたファイルを全て貼り付けます。
なお、貼り付ける『ACDATA』フォルダ内に、既に『INDEX.AIC』ファイルが存在する場合は、そのファイルを除いたデータを貼り付けます。

いつ、データに不具合が生じてもいいように、バックアップはなるべく頻繁に行いましょう。

まとめ

AUTO CHART Zero Line MSD、通称ゼロラインカードは、ハミンバードの魚探、ヘリックスとソリックスのオートチャートライブ機能を活用するためには、無くてはならないメディアです。

最低1枚、持つことになります。
何枚持つか、持っているメディアをどうやって使うかは、使う人の考え方によるところでしょうか。

ちなみに、記録メディアとしての一般のSDカードに、ゼロラインカードのデータを丸々コピーしても、ゼロラインカードの代わりにはなりません。
試してみましたが、魚探側で認識しませんでした。
残念ながら、特殊なフォーマットが掛かっているようです。

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