バスボートに乗るとバスがたくさん釣れるようになるのか

レンジャーZ185バスボート
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素朴な疑問、バスボートに乗って釣りをするとバスがより多く釣れるようになるのか、についてお答えします。
あくまでも、私個人が琵琶湖でバスボートに乗っている経験に基づいた考えです。

「バスボートに乗ることで、バスをたくさん釣ることができるかどうかは、人による」これが結論です。

もちろん、上手い人がバスをたくさん釣るのは当たり前です。
今回は、同じ人がバスボートに乗るときと乗らないときで、釣果に差が出るのかという話です。
順を追って説明します。

バスボートの特徴

まずは、バスボートの特徴について。

  • カッコイイ‼
    釣果に関係ありませんが、これなしにバスボートは語れません。
  • 速い
    ボートによっては、時速100㎞くらい出ます。
    目的の水域に短時間で到達することが可能です。
    ちなみに、私のボートは最高時速80㎞くらいでしょうか。
    燃費を考えて、通常は時速50~60㎞で走っています。
  • 安定感
    少しくらいの波ならほとんど揺れません。
    爆風の中で無謀な操船をしない限り、転覆することはまずないでしょう。
  • デッキの広さ
    いろいろなタックルを並べられます。
    バスを取り込むときも安心です。
  • ストレージの多さ
    ルアーや、その他の道具を大量に積むことができます。
  • 充実した装備
    エレクトリックモーター、魚探、ライブウェルなど、バス釣りに必要な様々な機器が備わっています。
  • 振動と衝撃
    車と違いサスペンションが無いため、水面からの衝撃が直接伝わります。
    荒れた水面を走行するときは、かなり激しいショックを体に受けることを覚悟してください。
  • 燃費
    大馬力の船外機エンジンは、ガソリンを大量に消費します。

メリット

特徴から導き出される、バスボートで釣りをするメリットについて。

  • 気分がいい
    バスボートに乗って釣りをすると、それだけで気分がよくなります。
    荒天の日は違いますが、穏やかな天候の中でボートを走らせるのは爽快です。
    釣りが上手くなった気にもなります(もちろん気のせい)。
  • エリアの飛躍的な拡大
    バスボートの機動力によって、釣りをするエリアが飛躍的に拡大します。
  • 足場が安定する
    陸っぱりにはかないませんが、エレキ船などに比べると安定感が抜群です。
    微妙なルアーの操作や、僅かなバイトを把握することができます。
  • 高性能魚探を活用できる
    高性能魚探を活用することで、バス釣りに必要な各種情報を入手できます。
  • いろいろな状況に対応できる
    タックルやルアーを大量に積載できるので、様々な釣り方に対応することができます。

デメリット

一方、デメリットについて。
これはメリットの裏返しでもあります。

  • エリアの選択肢が多すぎる
    機動力がある反面、どこで釣りをするべきかという、正しいエリアを選択することが難しくなります。
  • 情報に振り回される
    高性能な魚探は、いろいろな情報を提供してくれます。
    ただし、その情報を的確に判断して活用できないと、ただ情報に振り回されることになりかねません。
  • いろいろなことをやってしまう
    タックルをたくさん積めるため、いろいろな釣り方に対応できますが、いろいろやり過ぎて、かえって釣れなくなることもあります。
  • 小回りが利かない
    広大な水域を、短時間で移動するためには最適なツールですが、狭い水路や極端に浅いエリアでは大きな船体が邪魔になります。
  • 波を被る
    ボートの喫水が低いため、湖面が荒れると波を被ることがままあります。
  • コストパフォーマンスが悪い
    バスボートの燃費の悪さはどうにもなりません。
    どれだけバスをたくさん釣っても、バス1匹辺りに掛かる費用を考えると、嬉しい金額にはならないと思います。

バスボートというツール

まず当然ですが、バスボートに乗ったからといって、釣りが上手くはなりません。
上手くなった気になるかもしれませんが、バスボートその物が、あなたのバス釣りのスキルを上昇させることは決してありません。

バスボートでの釣りの経験を重ねることで、バスフィッシングに対する理解は間違いなく深まると思いますが、それはバスボートに乗った後の努力によるものです。

バスボートというバスフィッシングにおける究極のツールは、場所の自由度を飛躍的に高めます。
どこでも好きな場所へ行けますが、どこでも釣れる訳ではありません。
広大な湖のどこで釣りをするかは、乗っているあなたが決めるのです。

バスを釣るためには

場所、タイミング、方法。
この3つが揃ったとき、バスをキャッチすることができます。

場所を間違えれば釣れません。
場所があっていても、タイミングを間違えれば釣れません。
場所とタイミングがあっていても、方法を間違えれば釣れません。

ただし、この3つには優先順位があると考えます。
場所≧タイミング>方法
場所が最も大事で、最後に来るのが方法です。

方法はある程度柔軟性があると考えますが、場所とタイミングを外すと、ほとんどバスは釣れないのではないでしょうか。

広大な琵琶湖で釣りをする場所を選ぶことは、釣れる場所が季節や気象条件、時間帯によって変わるとなると、どれだけ難しいことか想像してください。
現実に、私はバスボートで釣りをして、バスがたくさん釣れるようになったという実感は全くありません。

適切なタイミングで、適切な場所に入り、適切な方法で釣りをする。
かなり高いレベルでこれができる人は、バスボートという強力なツールを手にしたとき、デメリットを凌いで、メリットを確実に生かせるのだと考えます。

つまり、「バスボートに乗ることで、バスをたくさん釣ることができるかどうかは、人による」なのです。

最後に

バスボートに乗ることで、バスがたくさん釣れるようになったと思える人は、多くないかもしれません。
ただ、だからといってバスボートに乗る意義が少なくなるとは思いません。

バスボートという、バスフィッシング最高のツールを使って釣りができることは、何物にも代えがたい喜びです。
もちろん釣れた方が楽しいのは間違いないのですが、釣れなくてもバスボートに乗って釣りをすることを楽しめる、それくらいの心の余裕を持ちたいものです。

そうは言いつつ、なかなか釣れない、難しいからこそ、より上手くなるための努力を続ける価値があると考えます。
恐らく、バスがもっと簡単に釣れる魚だったら、とっくの昔に飽きていたと思います。
バスボートに乗ることでバスをたくさん釣ることができる人に、早くなりたいものです。

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