ライブスコープとバッテリー(その4)

バスボート

ついにリチウムイオンバッテリーEV-CUBEの14.8V100Ahモデルを購入しました。
果たして、魚探の電力不足解消の救世主となり得たのでしょうか。

EV-CUBE 14.8V 100Ah

スペック

  • 電圧  14.8V
  • 容量  100Ah
        ※製品の表記は100Aですが、容量の単位ならAhだと思われます。
  • サイズ 305×190×155㎜(幅×高さ×奥行)
        ※端子を含めた高さは220㎜
  • 重量  11.2㎏
  • 価格  217,800円(消費税込)

仕様

各部名称
  • 高い防水性能と耐衝撃性
    容器表面に露出しているようなネジが無く、高い防水性がうかがわれます。
    防水規格(IPX)のいくつに相当するかは不明です。
  • 魚探専用に開発された高電圧モデル
    12Vに比べて魚探の動作が安定します。
    同じ容量(Ah)であれば、電圧が高い方がバッテリーとしての電力容量は大きくなります。
  • 充電&出力ポートが2つ
    充電器のケーブルはここに接続します。
    充電時に+-の接続を間違える心配がありません。
    別売の変換アダプターを使用すると、USB端子を介してスマホ等の充電ができます。
充電&出力ポート
  • 耐久性、耐熱性に優れた日本製端子
接続端子
  • 液晶表示
    充電残量と電圧が切り替わります。
    10秒ほどで自動的に表示がOFFになります。
  • 電源スイッチ
    若干剛性が弱そうなパーツです。
    電源のON・OFFは接続端子(+、-)にのみ有効です。
  • ハンドル
    ハンドルは金属製です。
  • 専用充電器付き
    16.8V、10Aの充電器が付属しています。
充電器
  • カラー
    オリーブグリーンのような色です。
    HPなどの製品画像ではブラックっぽいカラーになっていますが、仕様が変わったのでしょうか。

レビュー

早速使ってみました。

接続魚探

バッテリーに接続している魚探は次のとおりです。

設置場所魚探
バウデッキガーミンブラックボックス
バウデッキガーミンGPSMAP1222
バウデッキハミンバードHerix9G3N
コンソールハミンバードHerix9G2N

最低限の節電を行いながら魚探を使用しました。

釣りの最中は、コンソールの魚探をスタンバイ状態にします。
ボート移動中は、ガーミンブラックボックスをオフにして、バウデッキのガーミンGPSMAP1222とハミンバードHerix9をスタンバイ状態にします。

全体的な印象

小ぶりで重量感があります。
もちろん鉛バッテリーと比べると半分以下の重さで、はるかに軽いです。

取り扱い

ハンドル付きのため持ち運びしやすく、ボートのストレージに出し入れする際に便利です。
端子が大きくしっかりしているので、ケーブルの取り外しが容易です。

電圧

満充電時のバッテリー電圧表示は16.5V程度です。

丸一日魚探を使用した後のバッテリー電圧表示は14.9Vでした。

もちろん使用中に電圧低下で魚探の動作が不安定になることはありません。

容量

午前中終了時点でのバッテリー残量は80%程度でした。

一日終了後でも、バッテリー残量は50%以上ありました。

バッテリー容量的には全く不安がありません。
おそらく節電をしなくても一日持つのではないでしょうか。

短期的にはもっと容量が少なくても問題ありません。
しかし、バッテリーのライフサイクル(性能を維持できる充電回数)は放電深度(バッテリー容量の何割程度使用するか)に左右されます。
ライフサイクルを考慮した場合、このくらい容量があった方が安心です。

充電時間

充電器の性能は16.8V、10Aです。

バッテリーを半分(50Ah)まで使用すると、単純計算(50Ah÷10A)で充電に5時間かかります。
バッテリーの電圧(14.8V)よりも充電器の出力電圧(16.8V)の方が高いため、実際にはもう少し短時間で充電は完了します。

充電が完了すると充電器が停止する仕様にはなっていますが、充電器を接続したままの放置は安全上好ましくありません。
目の届く状況で充電を行うように注意喚起されているので、充電が完了するまで寝られません。
連日の釣行を考えると、充電器のアンペア数を上げて充電時間の短縮を図って欲しいところです。

ただし、あまり充電器のアンペア数が高いと、家のブレーカーが落ちる心配があります。
(個人的にエレキ用リチウムイオンバッテリーの充電も同時にしています)

まとめ

リチウムイオンバッテリーEV-CUBE 14.8V 100Ahは、ガーミンライブスコープシステムの電力不足の救世主となりました。

鉛のマリンバッテリー(M27MF)2台が一日持たずに、ヒーヒー言っていたのが嘘のようです。

導入に当たっての最大の壁は、やはり価格です。
なお、長期的なコストパフォーマンスは、バッテリーのライフサイクルに左右されます。

果たしてどのくらい持つのでしょうか、それが判明するのはいったい何年後なのでしょうか。
よく言われるリチウムイオンバッテリーは2,000回、これだけ持ってくれれば、コストパフォーマンスでも鉛の大容量マリンバッテリーを上回るかもしれません。

なにはともあれ、ライブスコープを好きなだけ使えるという、非常に大きなメリットがあります。

充電の手間は甘んじて受け入れましょう。
充電時間の問題をクリアできるなら、魚探用バッテリーとして有用な製品です。

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