ウルトレックスの故障(その4)

エレクトリックモーター

毎年恒例のウルトレックス故障シリーズです。

症状

今回の症状はペダルが動かなくなりました。
購入1年目にも同じようなことがありましたが、具体的な状況は微妙に異なります。

前回はペダルが勝手に手前一杯に踏み込んだ状態になり、奥側へ踏み込めなくなりました。
そしてリモコンを操作しても動きませんでした。

今回は逆で、ペダルを手前に踏み込めなくなりました。
ペダルが勝手に動くことはなく、奥側には普通に踏み込めるけれど反対側に戻せません。
またリモコンを使えば、通常どおりに操作可能でした。
そのために、少し不便ですが釣りに出て使用することもできました。

ただマリーナのスタッフからは、「その状態で使い続けると別のところが壊れるかもしれない。」とアドバイスをいただきました。

修理の依頼

マリーナに修理をお願いしようとしたところ、たまたまエレキ購入先のボートディーラーから電話が入ります。

以前から依頼していた別の案件で、ようやく準備が整ったことの連絡でした。
明日ボートを引き取りに行きますとの話です。
急な展開に少し慌てながらも、ついでにエレキの修理もお願いすることにしました。

別件の対応で少し日数を要しましたが、エレキの修理自体は簡単なものだったようです。

センサーの故障

故障の内容は、コントロールボードセンサーという部品の故障でした。
フットコンペダルの裏側に付いている部品で、ペダルが動かなくなるのは大抵この部品の故障のようです。

故障したウルトレックスのコントロールボードセンサー

ネットで部品を購入することもできます。
交換自体も難しいことではないみたいです。
その部品の故障だと特定できれば、自分で修理することもできそうです。

ただ物理的な故障ではないので、見た目で状態の判断はできません。
実際に故障した時は、部品を在庫として持っていて初めて症状の切り分けが可能になると考えます。

よほど頻繁に故障するなら部品を持って置くという手もありますが、
今のところは、また故障したら専門家にお願いしようと思います。

お薦めのトローリングモーターは?

この修理の直後に、モーター部から異音がするトラブルが発生しました。
ゴロゴロ、ガリガリといった音がしたりしなかったり。

マリーナのスタッフにスクリューを外してモーターの中を見てもらうと、
浸水はないようで、特に壊れている箇所も見つかりません。
ブラシやコイル、ハウジングの中を綺麗にしてもらったら、翌日から症状は治まりました。

壊れた部品を交換し続ければ、いつまでもウルトレックスは動くのだと思います。
ただ果たしてそれが正解なのでしょうか。

アンカーロックが可能なトローリングモーターのメジャーどころは次の4つです。

  • ミンコタ ウルトレックス
  • ローランス ゴースト
  • ガーミン フォース
  • モーターガイド ツアープロ

ブラシレスモーターだの、ヘッドが動かないだの、ワイヤレスだのそれぞれ特徴があります。
そこそこの性能を出してくれて、あとは壊れないこと。
個人的にはこれが一番です。

ウルトレックスは先発メーカーで実績十分。
使っている人が多いから、壊れたという話も良く聞くのでしょうか。
部品の供給は潤沢で故障しても修理はすぐに終わります。
需要が他社製品に流れているようでも無く、新品を入手しにくい状況のようです。

ゴーストは今のところ悪い評判は聞きません。

フォースとツアープロは論外と言われています。
本当にそんなにダメなのでしょうか。

今すぐ買い替える予定はありませんが、いい情報があれば教えてください。

コメント