エンジンが動かずエレキで1時間以上掛けて戻る 2023年5月15日

2023年 5月

時間 11:00~18:00 天候:曇のち晴れ一時雨 水温:18~19℃ 放水量:100㎥/s 場所:山ノ下、木浜、下物、アクティバ

<今日の課題>
ベイトを探す

昨日まで降っていた雨は朝には上がった。
ただ午後にはまた雨が降る予報が出ている。
雨に備えて少し着込んで出撃する。

上昇していた水位が低下して、全開だった放水量は100㎥/sに減っている。
山ノ下ワンド沖を魚探でチェックすると、ウィードがだいぶ育ってきているのが見て取れる。
急に伸びたのかと思ったが、恐らく全開放水の勢いで寝ていたウィードが元に戻ったからだろう。
ライブスコープにはそれなりに魚が映るものの、ミドストを入れてもノーバイト。

木浜沖へ移動する。
先週の金曜日にベイトが大量に入っていたエリア。
今日はベイトが少ない。
ウィードエッジを探してミドストをする。
バイトは無い。

晴れ間が広がり、気温が上昇する。
雨予報はどこへ行ったのか。
風も弱くて暑い。
たまらず中に着ていた薄いヒートテックを脱ぐ。
アウターのハードシェルも脱ぐ。

下物アウトサイドのウィードフラットへ移動する。
このエリアもベイトが多くはない。
ライブスコープに少しでもベイトが映るところにミドストを入れてみる。
反応無し。

アクティバ沖のウィードフラットへ移動する。
ベイトの群れは見当たらず。
ミドストにノーバイト。

ほんの少し風が出てきた。
よし巻いてみよう。

下物アウトサイドのウィードフラットへ戻る。
スイムジグをキャストして、ウィードの上をかすめるように巻く。
ウィードを適度に感じつつスタックすることも余りない。
いい感じに引けていると思うのだが、何も釣れない。

急に雲が広がって雨が落ちてきた。
おっ、雨予報当たった。
慌ててアウターのハードシェルを着込む。

しかしすぐに雨は上がり、また晴れてきた。
晴れると暑い。
着たり脱いだりと忙しい。

下物浚渫へ移動する。
適当にキャロライナリグを引きずってみる。
穴の中にベイトが溜まっている様子もなくノーバイト。
何をしたら釣れるのだろうか。

最後はインサイドで巻いてやろう。
移動のためエンジンを掛けてスロットルを入れる。
ブオォーン、プスプス、プシュー。
なぜかエンスト。
そしてエンジンが掛からなくなる。

ガス欠か?
いや燃料計はまだ余裕がある。

バッテリー切れか?
サブのバッテリーに切り替えてみる。
セルは回っているようだがエンジンがすぐに止まる。

エンジンにガソリンが届いてないのか?
プライマリーポンプをペコペコ押してみる。
エンジンにガソリンが到達するとポンプが硬くなるのに、何度押しても硬くならない。
ガソリン臭い気がするし、どこかでピチャピチャ音がする。
ギョギョッ、ガソリンが漏れてるのだろうか。

エンジンの復活は無理っぽい。
現在地は下物浚渫の北の端。
時刻は間もなく午後5時。
マリーナの帰着は午後6時まで。
レスキューを頼むべきだろうか。

とりあえずエレキで少しでもマリーナへ近づいてみよう。
ほぼ全開でエレキを回す。
向かい風で速度は3.5㎞/hくらいが限界。
エンジンなら5分くらいで着く距離なのに、ほとんど近づいている気がしない。

30分経過。
4本柱が近くなってきた。
残り半分くらいにはなっただろうか。
6時までに間に合うか微妙なところ。
エレキのバッテリー残量はまだ余裕がある。

あと15分、天神川河口の岬の近くまでやってきた。
マリーナはこの岬につらなるワンド奥。
ギリギリアウトっぽい。
マリーナへ電話を入れて、エンジントラブルと時間を少し過ぎることを伝える。

6時ちょっと過ぎ。
なんとかマリーナに到着。
ボートを桟橋に着けて、マリーナスタッフにエンジンを点検してもらう。
すると、やはりガソリン漏れてる疑惑に行きつく。
船外機とガソリンホースを繋いでる部分を調べると、そこが外れていることが判明する。
応急処置で繋げてもらい、無事エンジンが掛かるようになった。

その後、駐艇場所できちんと直してもらい、翌日からボートを出せる状態になった。
淡海マリーナのスタッフの皆さん、ありがとうございます。

ドレンコックを外すと、漏れて船底に溜まっていたガソリンが垂れて、
ボート下にオイル浸みが広がった。
ガソリン臭いっす。(>_<)

<本日の結果>
ノーバイト。

<考察>
釣れないけど釣るにはボートを出すしかない。
下物浚渫北端から淡海マリーナまでエレキだと1時間かかることが分かった。

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