魚探の機種も決まり、いよいよボートのディーラーに設置の相談です。
疑問点
ライブスコープの導入について、大きく2つ疑問がありました。
設置方法とバッテリーです。
設置場所はバウ(船首)なのですが、現在使用しているハミンバードの魚探とあわせて、2台の魚探をどのように設置するのか。
そして、バッテリーは今のままでいいのかということです。
設置方法
魚探本体、12in画面のGPSMAP1222を、具体的にどう設置すればいいのでしょうか。
現在バウには、ハミンバードヘリックス9を1台設置しています。
ここに、より大きなサイズの魚探を1台追加することになります。
設置方法は2択です。
魚探2台を上下に設置するか左右に設置するかです。
上下に設置
魚探を上下に並べて設置する方法です。
より大きなGPSMAP1222を下に設置し、その上にヘリックス9を配置します。
バランスや、デッキ上のスペースを考えると、左右に設置するよりも良さそうです。
ただし、エレクトリックモーターのケーブルが邪魔になるのでは、という心配があります。
魚探を上下に配置するための架台も、それを考慮して、右斜め上に配置するような構造になっています。
エレキのケーブルは多少は曲がりますが、太くてごつくあまり自由度はありません。
エレキを上げ下げするたびに大きく動いて、邪魔にならないか不安が残ります。
左右に設置
魚探を左右に並べて設置する方法です。
GPSMAP1222を中央寄り左に設置し、ヘリックス9をその右に配置します。
魚探を配置する架台は、エレクトリックモーターを避けて、中央よりもやや右に寄せて設置することになります。
デッキ前方の右側スペースが架台でつぶれることになり、ロッドの置き場に困ることにならないでしょうか。
架台の価格は構造が単純なため、上下に設置する架台よりも安くなります。
検討結果
違いを表にしてみると次の通りです。
設置方法 | 架台の価格 | 不安要素 |
上下に設置 | 高い | エレキのケーブル |
左右に設置 | 安い | デッキのデッドスペース |
デッキ上のデッドスペースは何とかなりそうだと判断して、左右に設置する方法を選択しました。
バッテリー
魚探を1台追加した場合、バッテリーは今のままで大丈夫なのかという疑問です。
現在のバッテリーは、36Vのエレキ用に3台、エンジン始動と魚探を含めた電装系用に1台の、合計4台です。
ライブスコープは他の魚探と比較して電力を多く消費します。
結論としては、「魚探用のバッテリーを追加する必用がある」です。
今後は、ライブスコープを含めて合計3台の魚探を使用することになります。
魚探用のバッテリーを、エンジン始動用のクランキングバッテリーと兼用していると、バッテリーの消耗でエンジンを始動できなくなる可能性が高くなるからです。
しかし、レンジャーZ185のバッテリーストレージにはバッテリーを4台しか積めません。
単純にバッテリーを1台追加するという話ではありません。
相談の結果、エレキ用の12V鉛バッテリー3台を、36Vリチウムイオンバッテリー1台と交換して対応することになりました。
バッテリーについての詳細は他の記事に記載しましたので、興味のある方は参照ください。
見積
ライブスコープ導入のために、今回購入する物は以下のとおりです。
- 魚探本体(ガーミンGPSMAP1222)
- ライブスコープシステム(通称ブラックボックス)
- 魚探設置用架台
- ブレーカー(ブラックボックス用)
- リチウムイオンバッテリー(36V)
ブレーカーは、ブラックボックスの電源切断用スイッチになります。
魚探の設置と配線についても、プロであるボートディーラーにお願いします。
元々、魚探本体とブラックボックスが高価であり、設置や配線の工賃を考えて、70~80万円程度の出費を覚悟していました。
そこへ想定外のリチウムイオンバッテリー、これがまたいい値段します。
バスボートジャパンさんに依頼した見積金額を見て、気絶しそうになりました。
税込みで100万円を超えています。(ToT)/~~~
金額に怖気づきましたが、作戦を続行します。
費用対効果を考えるとペイするとは思えないのに、本当に救いようがありません。
なお、魚探は現在入荷待ち(2ヶ月程度)で、私のボートへライブスコープが設置されるまではもうしばらく時間が掛かりそうです。
<その4へ続く>
コメント
はじめまして。クロネコ号と申します。
マイボートの事例ですがGPSMAP1222XSVタッチと
GPSMAP8410XSV、Quad SATヘディングセンサーと
ライブスコープの構築でものすごい電力消費になってます。
満充電ボイジャーセミサイクルM24MFで半日と少ししか持たないです。
冬季は良いですが夏場はバッテリー不足に陥ります。
リチウムバッテリー導入で解決するのですが、リチウム発火のリスクが怖すぎるので、
ソーラーパネルを併用するかバッテリーをより高容量の本物ディープサイクル
日立化成EB100等にするのがベターなような気がします。
並行品等も購入検討されますと概算50万以上60万くらいで抑えられそうな気がします。
ご参考までに
クロネコ号 様
コメントありがとうございます。
ステイホームが叫ばれている中、必用至急の用事でしばらく家を留守にしており、承認が遅れてしまいました。
今のところ魚探用としては、これまでエレキに使用していたM27MFのバッテリー2台を使用する予定です。
1台が消耗したら、スイッチで2台目に切り替えます。
容量が不足するようなら、また検討したいと思います。