コンソールが外れそうになったから修理した(第2回)

バスボート

コンソールを船体に留めているネジ穴が広がり、コンソールがガタガタしてきたので直してもらいました。
同様の修理はこれで2回目です。

コンソールの魚探が傾いている

ある日ふと見ると、コンソールに設置している魚探の画面が傾いている気がしました。
あれっ、もしかしてコンソールがズレているのではと不安になります。
一度そういうことが起きているからです。

傾いた魚探

心配しながらコンソールがガタガタしているか動かしてみます。
動きません、気のせいでしょうか。
翌日も、ボートを俯瞰するとどうしても魚探が水平ではないと感じます。
もう少し力を入れてコンソールを持ち上げてみると、やはり少し動きました。
重量のあるコンソールは、ある程度力を入れないと持ち上がらなかったのです。

ボート本体とコンソールとの間に少し隙間ができています。
隙間を覗くと固定しているネジが見えています。
これでコンソールの固定が緩んでいることが確定しました。

淡海マリーナに修理を依頼する

ネジを増し締めしようと思っても、硬くてネジが回りません。
ネジ穴が広がっている可能性も高く、専門家にお願いした方が無難です。

ボートを購入したバスボートジャパンへ電話をします。
前回はバスボートジャパンで修理してもらいました。
社長は出張中とのことで、折り返しの連絡をもらうことになりました。

しかし、2,3日経っても電話がありません。
アメリカにでも出張しているのでしょうか。
そこで、今回はボートを駐艇している淡海マリーナに修理を頼むことにしました。

修理方法をどうするか

まずは淡海マリーナのメカニックに状況を確認してもらいます。
どうやらボート本体のネジ穴が広がっているようです。
修理方法について、いくつか提案がありました。

  • 船体とコンソールの間に補強版を挟んでタッピングビスで固定する
  • コンソール前のストレージまでビス穴を通してボルトとナットで固定する

そして最も確実な固定方法として

  • コンソール前のストレージ内壁上部を一部切り取って、コンソールをネジ留めしているボート本体FRPにストレージ側から作業できるようにする
    ストレージ側に補強版を挟んで、ボルトとナットでコンソールを固定する

というものでした。

ストレージの内壁を切り取るのは、かなり抵抗があります。
しかし、再発を防ぐためにはしっかりと修理してもらう必要があります。
見た目よりも実を取ることにして、最後の方法で修理をお願いしました。

いずれの場合も、「コンソール左側の下に緩衝材を入れて補強する」とのことでした。
こうすることで、コンソールの左側下方向に掛かる力を支えて、耐久性を上げられます。

修理完了

依頼してから3日で修理は完了しました。
コンソールの固定が緩んでいることに気が付いてからは1週間です。
しばらくは釣りに行けないと思っていたなかで、本当に助かりました。

修理後の状況は以下の様子です。
微妙ですが、船体との隙間が少なくなっています。

コンソール前のストレージは内部上方に黒いテープが貼ってあります。
上下は幅数センチ、左右はそれなりの大きさでFRPを切り取って作業をして、そのあとパテで埋めてからテープを貼ったとのことです。

コンソール前のストレージ内側

コンソール左下、ボート本体との隙間に黒くて丸い蒲鉾のようなゴムの緩衝材が追加されました。
このゴムでコンソール左側に掛かる力を支えて補強します。

固定をするネジは、タッピングビスからボルトとナットに変わりました。
2回目の修理なので、穴を開け直すことで不要となったネジ穴も増えました。
定期的にナットの緩みをチェックすることで、再発を予防することができそうです。

費用

今回の修理に掛かった費用は以下のとおりです。

内訳金額
コンソール取付ボルトセット 作業一式工賃16,500円

10万円くらいの出費は覚悟していました。
こんなに安く、そして短期間で修理していただいた淡海マリーナ様、本当にありがとうございました。

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