バスボートの燃料計を信じる者は、ガス欠になって困ることになる 2023年5月26日

2023年 5月

時間 9:00~16:00 天候:曇り一時雨 水温:19~20℃ 放水量:80㎥/s 場所:●●、木浜

<今日の課題>
昨日バスを掛けたエリアのチェック

昨夜は雨が降って地面が濡れている。
今日も雨が降るのか降らないのか微妙な状況だ。

曇り空の下、マリーナを出て南へ向かう。
昨日バスを掛けたエリアで時間を掛けて釣りをしたい。
詳しい場所は日曜日の大会まで秘匿させてもらう。
出発の時点で燃料計はまだ半分以上ガソリンが残っていることを示していた。

目的の場所には先行者がいた。
近くで時間を潰そうと思っていると、すぐに移動していなくなった。
ラッキー、今日はいいことあるかな。

ライブスコープにはベイトがたくさん映っている。
北風が少し吹いていて透明度はまあまあクリア。

風下へ向けてダウンショットをキャストする。
エサはヤマセンコー4in、フックからシンカーまでは40㎝くらい。
程なくギルっぽいバイトがある。
少し引っ張られたからあわせると何かが掛かる。

30㎝くらいのバスが釣れた。
数週間続いていたノーフィッシュしばりから、ようやく抜け出すことができた。
記念撮影をするほどのサイズではない。

もう少し大きなバスを求めて周辺を探る。
ギルバイトはときどきあるが、バスはなかなか喰わない。
時間とともにギルバイトも途絶える。

途中、雨が1時間くらい降った。

昼過ぎまで、そのエリアに時間を掛ける。
結局キャッチしたのは1本のみ。
釣れた場所の周辺はベイトが多かったのを確認できた。

マリーナへ戻って休憩し、第2ラウンドへと向かう。
燃料計は残り1/4を指して燃料切れの赤いランプが点いている。
気にはなったが遠くへ行かなければ大丈夫だろう。
向かうは木浜の南エリア。

浚渫のブレイクでダウンショットをキャストする。
ギルバイトが1,2回のみでなにも釣れない。
ベイトはそこそこいるがバスはいないのだろうか。

釣りを終えてマリーナへ戻る途中で突然エンジンが停まった。
むむむっ、ひょっとしてガス欠か?
ただ燃料計はまだEにはなっていない。

ガス欠時の燃料計

ガソリンをエンジンへ送るプライマリーポンプを押してみる。
スカスカした感触がする。
燃料が途中で漏れている気配はない。
ほぼガス欠確定。

淡海マリーナまではあと少し、不幸中の幸いである。
エレキでマリーナへ戻る。
最後はエレキを手で引っ張って半分上げながらトレーラーの上にボートを載せる。
仕上げはマリーナスタッフにウィンチで巻上げてもらいランディング完了。

燃料計のとおりなら、出発時には60ℓくらいガソリンが残っていたことになる。
その量なら南湖1日でガス欠になるなんてあり得ない。
これまでも余り信用ならないと感じていた燃料計が、この出来事で全く信用できなくなった。

とりあえずガソリンスタンドで30ℓガソリンを購入してボートへ給油した。
すると燃料計は残り3/4くらいを指し示すようになった。
もう無茶苦茶だ。
ちなみにタンク容量は約120ℓ、ガス欠から30ℓを入れると1/4となる。
小学生でも分かることがバスボートには分からないらしい。

30ℓ給油後の燃料計

40ℓも給油すればFになるのだろうか。
40ℓでもF、120ℓでもFってことになる。
誤差デカすぎ。
満タンかどうかは給油口からガソリンが溢れないと分からないじゃないか。

トラブルはまだ続く。
きちんと燃料が供給されると硬くなるはずのプライマリーポンプが、
いくらペコペコ押しても硬くならない。

助けて~、スタッフさん。
どうやらガス欠でエアーを噛んでしまったらしい。
一旦燃料ホースを外してからプライマリーポンプを操作すると復活!
ありがとうございました。

<本日の結果>
キャッチ1。(30㎝くらい)

<考察>
一応釣れたけど単発でサイズも小さい。
とても自信が持てるエリアとは言えない、しかし他に釣れる場所がない。
困った。

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