ボート免許を更新するために必要な講習と身体検査を先日受講した。
しかし、講習を受けただけでは免許は更新されない。
今回は個人で申請することにしたので、今日は書類を持って近畿運輸局へ手続に行く。
近畿運輸局は大阪府中央区にある。
琵琶湖在住(滋賀県大津市)の私にとっては、ちょっとしたお出掛けだ。
もちろん、大阪から琵琶湖に通っているようなボートオーナーからは、「ふふん」と鼻で笑われてしまいそうではある。
電車を乗り継いでおよそ1時間半、最寄り駅の地下鉄谷町四丁目駅に到着。
5番出口を上がると目の前に、大阪合同庁舎第4号館のビルが建っている。
途中、JR大阪駅から地下鉄東梅田駅の乗換えに少し手間取ったが、ここまではほぼ順調。
この辺りは国の省庁が集まっている区域で、複数の機関が業務を行っている合同庁舎も1~4号館まで存在する。
近畿運輸局が入居しているのはその中の4号館、館内に入ってまずは受付で入館許可証をもらう。
入館許可証を使用してゲートを通ると目の前にエレベーターがあった。
しかし、ここで慌ててエレベーターに乗ってはいけない。
その前に更新手数料の収入印紙を買わなければ。
1階のゲートを入った右手にローソンがあって、そこで収入印紙を購入できる。
街中のコンビニでは額面1,000円の収入印紙しか売っていないという話だが、ここのローソンには全ての収入印紙が揃っている。
1,350円を支払って収入印紙を購入する。
印紙の内訳は、1,000円、200円、100円、50円だ。
準備は整った。
エレベーターに乗って目指すは11階。
ところが、エレベーターを降りてすぐに戸惑うことになる。
フロアマップが表示してあるものの、肝心な窓口の名称が分からない。
しばらく悩んだ後、ふと周囲を見回すと廊下に大きく表示があるのを見つける。
なるほど、そっちですか。
エレベーターを降りて左手の廊下を右へ曲がって真っ直ぐ、突き当りが船舶免許関連の窓口となっていた。
正式名称は「船員労働環境・海技資格課」である。
参考までにフロアマップの該当部署を黄色く塗ってみた。
窓口は空いていて直ぐに対応してもらえた。
その場で、念のため最後まで空欄にしていた申請日を記入し、収入印紙を所定の書類に貼り付けて提出する。
書類の確認が終わると、そのまましばらく待つように指示される。
時間にして5分くらいで、新しい免許証が出来上がってきた。
古い免許証は、穴を開けたうえで返却してもらった。
ありがたや~即日交付窓口。
以上で小型船舶操縦士の免許更新手続は無事に完了した。
難しいことは何一つない。
今回は窓口で待たされるようなことも無かった。
ひょっとしたら月曜日の午前中などは、土日に更新講習を行った事業者の申請代行手続が集中して、窓口も混雑しているのかもしれない。
運輸局の近くにある人気のラーメン屋で昼食を堪能し、大丸梅田店でバレンタインデーのチョコ(自分用)を購入して帰路に着いた。
簡単ではあるが、往復と手続きだけでも半日では終わらず、それなりに時間と手間は掛かる。
5年後の更新手続も個人でやるかどうかは、その時改めて考えることにしよう。
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