発端は前日(10月18日)にさかのぼる。
ボートの出船準備をしているときに、コンソールに設置している魚探がなんとなく斜めになっている気がした。
ひょっとしてコンソールがズレていたりするのだろうか。
前に一度、コンソールを取り付けているネジ穴が緩んで修理してもらったことがある。
試しにコンソールを掴んで動かしてみたが、特にガタガタしている様子はない。
ネジを触っても動かないから気のせいかもしれないと考えて、そのまま琵琶湖に出撃した。
ちなみに釣果はミドストで小バスを10匹くらい。
最近やっていないエリアを中心に周ってみたが、新たに良さそうなエリアは見つけられなかった。
午前中はべた凪の時間もあって、風は強くなかった。
そして今朝。
バッテリー、魚探、タックルをセットして準備は完璧。
マリーナ事務所へ揚降の申込に行く前にもう一度ボートを眺めて確認をする。
その時、再びコンソールの魚探に違和感を持つ。
うーん、どう見ても左がすこし下がっている。
気の迷いではないし、以前からこうだったとも思えない。
カメラのアングルやレンズの関係で画像では多少強調されている可能性がある。
しかし肉眼でも十分に傾いているのが分かる。
じっくりと観察する。
コンソールとボート本体の間に少し隙間ができている。
隙間から中をのぞくと、固定しているネジが見える。
しっかり止まっていればネジが見えるはずはないから、これで緩んでいることが確定した。
コンソールが緩んでほんの少し左に傾いている。
感覚が大切だという話は、ミドスト絡みでしたばかりである。
魚探が斜めになっている気がしたのは、本当に斜めになっていたからだ。
コンソールの左側を掴んで持ち上げようとしてみると、少しだけ上に持ち上がった。
昨日動かなかったのは、力の入れ方が足りなかったからだろう。
それなりの重量があるコンソールは、緩みがあっても少しの力では動かない。
ネジの増し締めができるだろうか。
コンソールの下に潜りこみ、肩でズレたコンソールを持ち上げながらネジを回そうとしてみる。
硬くてネジが回らず、無理をするとネジ山を潰してしまいそうだ。
しかも、手持ちのドライバーでは届かないネジもある。
応急処置を断念する。
どんなに波が穏やかでも、ボートを走らせれば多少の衝撃は加わる。
これ以上被害が大きくなることは避けたいから、出船は諦めるしかない。
修理が終わるまでは自宅待機もやむなしだ。
修理には時間が掛かるかもしれない。
既に同じ症状でネジを一度打ち直している。
単純にもう一度別の場所に穴を開けてネジ留めすればいいとは限らない。
コンソールやボート本体を一度補強した上でネジ穴を切る必要があるのではなかろうか。
夏場にさぼっていたバス釣り、ようやくやる気が出てきたと思ったらこのトラブル。
なるべく早くボートが直ることを願いたい。
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