25年前のロッドの最後 2019年7月18日

2019年 7月

時間 6:15~15:30 天候:雨ときどき曇り 水温:25~26℃ 場所:下物、北山田、矢橋帰帆島、木浜

<今日の課題>
トップウォーター

アマゾンのプライムデーを利用して、懸案の左ハンドルベイトリールを購入した。
トップウォーターやジャークベイト用の、シマノのメタニウムMGL XGである。

ロッドアクションへ負担が少ない軽さと、ラインスラックを素早く巻き取るためのギア比を重視してモデルを決めた。
メインで使用しているバンタムMGLに比べてかなり軽いのだが、サイドプレートが樹脂製であるなどチャチさは否めない。

これを学生時代に使っていた25年以上前のロッドにセットする。
5ft8in、ミディアムライトパワー、レギュラーアクションのロッドだ。
耐久性に不安があるが、壊れたら新しくロッドを購入しようと思う。

下物浚渫へ向かう。

ほぼ無風、弱い雨が降っているが、コンディションとしては申し分がない。
ウィードがパラパラと水面へ顔を出しているハンプへ向かって、ポッパーをキャストする。

初めての左ハンドルに違和感が半端ない。
右手でロッドを操作するのも苦労する。

ショートロッドで飛距離に不安があったが、ルアーは十分な距離を飛んで行く。
スプール下巻のPEラインが見えそうになって、メインライン40mでは少なかったと感じるくらいである。

キャストの際にパキッと異音がしたが、ぱっと見大丈夫のようだ。
今日は練習だと思って、ポッパーを投げ続ける。

時折バスらしきライズはあるものの、ルアーに反応するバスはいない。

しかし、その時は突然やって来た。
25年前のロッドの最後は、グリップが折れた。

リールシートとのつなぎ目からポッキリとグリップが折れた。

グリップが折れたロッド

想定外の結末である。
「デカバスと格闘中にロッドが限界を迎えて折れる」的なことは想像していたが、まさかグリップが折れるとは思っていなかった。
これにて<今日の課題>は続行不能に。

ルアーをスイムジグに変更する。

こちらはロッドを新調した。
シマノのエクスプライド、173MH-LMだ。
低弾性カーボンを使用した、シングルフックの巻物用と唄われている。
これまで同シリーズの172MHを使用していたが、張りが強くバラシが多いことが気になっていた。

リールは、ディープクランクに使用していた シマノのバンタムMGL PGを流用する。

キャストの際に、明らかにロッドの粘りを感じる。
ルアーの重さをしっかりと乗せられる。

しかし、感度が鈍い。
ウィードの感触がもっさりとして、ウィードの切れも悪い。

これは恐らくロッドのせいというより、ラインが原因と思われる。
ディープクランク用に巻いていた、ナイロンラインの伸びが起因しているのではないか。

とにかく、スイムジグは非常にやりにくい。
巻くのを諦めて、直リグでウィードを打つことにする。

ハンプ上のウィードを丁寧に探ってみたが、バイトは得られない。

北山田エリアへ移動する。

ウィードの状態を確認していると、藻刈りの船団が漁港へ帰って来た。
危険を感じて移動する。

一文字をクランクベイトで攻めてみる。
シャロークランクをマシンガンキャストしていると、ロッドが重くなった。

生命感がある。
ウィードではなくバスだ。
しかし、ジャンプされあっけなく逃げられる。

グラスのコンポジットロッドにナイロンラインの組み合わせで、バラシには強いはずなのについていない。

一文字のアウトサイドを一通り流してみたが、アタリはその1回だけであった。

矢橋帰帆島の沖へ移動する。

ダウンショットをドラッギングしていると、バイトがあるもフックアップしない。

一度マリーナへ戻って休憩し、木浜へ向かう。

インサイドでスイムジグを巻いてみるが、やはり感度が鈍くて難しい。
バスも反応せず。

沖のウィードを、直リグやダウンショットで探っていく。

遠くで雷がゴロゴロ鳴っているのが聞こえてきた。
スマホで雷チェックをすると、まだ遠いようであるが、気になって集中できない。

雲が厚くなり、暗くなってくる。
風も吹き始めた。
そろそろやばいか。

雨脚が急に強くなり、バスボートがあちこちで走り始めた。
あっという間に土砂降りとなる。

撤収を決めたが、すぐに周りが見えなくなるほどの大雨に。
スロットルを緩め、ノロノロとマリーナへ戻る。
途中、雷が近くで鳴っていて危険を感じた。

どうにか無事にマリーナに到着する。
物凄い雨で、レインギアを着ていても中までビショビショになった。

今日もノーフィッシュだが、いろいろなことを経験したので良しとしたい。

<本日の結果>
バイト2、バラシ1、ノーフィッシュ。

<明日のために>
風が吹いて雨が強くなったら速やかに撤収すること。

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