バスボートのデッキチェアーに採用されているシートポール、そのシャフトが固着して高さが調整できなくなっていた問題が、ある日突然解決しました。
高さ調整
シートポールはガスの圧力を利用して、高さを調整できるようになっています。
高さの変更はシート直下にあるレバーを押し下げながら行います。
ガスの圧力がかかっているので、レバーを押し下げるとシャフトが勝手に伸びてゆき、伸ばすのは簡単です。
反対に縮めるには力とコツが必要です。(ずっとそう思っていましたが本当は…)
通常は一番低くなった状態で使用します。
私の脚が短いということもありますが、ボートカバーをかけるときに一番低くしたいからです。
わざわざ伸ばしたり縮めたりするのは面倒なので、縮めた状態で固定していました。
ただ、ボートの走行による振動で、一日の釣行が終わると微妙にシャフトが伸びていたりします。
固着
ボートを一年間放置していた結果、シートを固定しているシャフトとポール本体が固着して動かなくなってしまいました。
シャフトが伸び縮みしなくなり高さの調整ができなくなったのと同時に、シートがくるくると回転もしなくなりました。
高さ調整ができないだけならいいのですが、問題は一番低くなった状態にできなくなったことでした。
シャフトが10㎝くらい伸びた状態で動かなくなりました。
これは固着したシャフトをどうにかして縮めようと努力したところ、逆にじわじわと伸びてしまった結果でした。
固着しているのに伸びるという摩訶不思議。
触れば触るほどに状況が悪化するということで、それからは放置を決め込みます。
対策
ダメ元で、シャフトとポール本体のつなぎ目へ、ボートに乗るたびに潤滑剤をスプレーしました。
そして木槌でトントン叩いてみたりしました。
シャフトとポールが回転するようになれば復活の兆しですが、最初のうちはまったく効き目がありません。
もはや直る事はないと、ほぼ諦めていました。
デッキチェアーを外すという方法もあります。
デッキを広く使えるようにするために実行している人も少なくはありません。
一度試してみました。
いつもはデッキチェアーに背中を預けながら、トローリングモーターを操作しています。
背中を支えるものがなくなると、操船時の安定感が急になくなりました。
本場アメリカのトーナメントプロは何でもないことのようにやっていますが、こんなに大変なことだったとは驚きました。
体幹を鍛え上げないと落水にもつながりかねないと思い、この方法はすぐに除外しました。
今よりもシャフトが伸びて椅子があまりにも高くなってしまうと、その状態でバスボートを走らせるのは身の危険を感じます。
何が起こっても不思議ではないバスボート、デッキチェアーがシャフトごと外れて飛んでくるなんて事は想像したくありません。
その時はシャフトを交換するという手があります。
調べたらシャフトは5万円くらいで購入できるようです。
とりあえずこれ以上シャフトが伸びず、今の状態を維持していれば不満と不安はあれど大丈夫でしょう。
突然直る
潤滑剤をスプレーし続けて一カ月くらいたった頃でした。
その時は突然やってきました。
放置していたバウデッキチェアー、ふと思い立って何気なく高さの調整をしてみると、あら不思議。
シャフトが動いて、理想だった一番低い位置に椅子を固定することができました⁉
シートポールの高さ調整機能の復活です。


潤滑剤プラス、バスボートの走行による振動の積み重ねによって、固着が解消したようです。
諦めていながらも、どこかで諦めない努力が実を結んだ結果ともいえます。
めでたし、めでたし。
ちなみに使用した潤滑剤は㈱和光ケミカルの「ラスペネ」という製品です。
水置換性があり、潤滑させたい物が濡れている状態でも使用できます。

なお怪我の功名で、チェアーの上げ下げが非常に滑らかに行えるようになりました。
ずっと下げるのが難しいと思っていたのは、単に手入れを怠っていたからということに気づかされました。


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