タックルレビュー シマノ 19 ヴァンキッシュ2500SHG

シマノ 19ヴァンキッシュ2500SHG タックル、テクニック

シマノのスピニングリール、『19 ヴァンキッシュ2500SHG』のレビューです。

まずは、スペックから。
ギア比:6.0
最大ドラグ力:4.0㎏
重さ:165g
スプール(径/ストローク):47/17㎜
糸巻量:1号-120m
最大巻上長:89㎝
ハンドル長:55㎜
購入価格:50,112円(税込)

アマゾンの価格は日替わりですが、税込最安値43,000円まで価格が下がっています。(2019年4月17日追記)

シマノのスピニングリールで、クイックレスポンスシリーズのフラッグシップモデル、ヴァンキッシュが、圧倒的な「軽量化」に加えて、「強さ」と「飛び」を進化させて生まれ変わりました。

ギア比
ヴァンキッシュの2500番シリーズには、スプール径やギア比の異なる、3タイプのモデルがあります。型番の頭にCの付くものは、スプール径を小さくして軽量化を図っています。ノーマルなものは、ギア比の違う2モデルが用意されています。

2500SHGは、スプール径がノーマルなものの高ギア比バージョンです。

2500番シリーズの中で、ハンドル1回転あたりの巻上量が最大となっていて、16ヴァンキッシュの同モデルと比較しても、1㎝増えています。

ドラグ力
ライトラインの使用を前提としているため、最大ドラグ力は十分です。
5lbラインで、7lbオーバーを水揚げしたので、しっかりと仕事をしてくれます。

重さ
16ヴァンキッシュも十分軽かったのですが、16ヴァンキッシュの同モデルと比較して、15gの軽量化に成功しています。
15gの違いを認識できるほど、私の感覚は鋭くありませんが、タックル感度の向上や、長時間使用した際の疲労軽減には効果があると思われます。

スプール、糸巻量、大きさ
スプールのロングストローク化によって、16ヴァンキッシュに比べて、糸巻量が増えています。
1号、110m→120m。
糸巻量だけで考えれば、一つ下の2000番台でも実用十分です。

剛性
軽量化にもかかわらず、剛性と耐久性もアップしたとのことです。
ガタツキがなく、巻上もスムーズで、操作性抜群です。

16ヴァンキッシュに比べて、動きが滑らかな気がします。
ただし、16ヴァンキッシュは新品ではなく、へたっているからかも知れません。

飛距離
スプールのロングストローク化で、飛距離が4%アップしたと唄われています。
16ヴァンキッシュにはPEライン、19ヴァンキッシュにはフロロカーボンラインを巻いていて、同条件で比較していないため、飛距離がアップしたかどうか良く分かりません。

新旧ヴァンキッシュ スプール比較
新旧ヴァンキッシュ スプール比較

左が16ヴァンキッシュ、右が19ヴァンキッシュのスプールです。
スプールを比較すると、飛距離がアップするだろうという想像はできます。

デザイン
16ヴァンキッシュ:シルバーにゴールド
19ヴァンキッシュ:ブラック

好き嫌いは、個人の好みによるところですが、19ヴァンキッシュは精悍な印象を受けます。

総合評価
16ヴァンキッシュも十分にいいリールでしたが、さらに軽くなって、剛性と耐久性が上がり、飛距離も伸びて、いいことばかりです。
ただし、価格を除いて。
いいリールを使っても、釣果が倍になることは無いのが、悩ましいところです。
お財布に余裕があれば買いでしょう。

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