シマノのスピニングリール、『20 ツインパワー2500S』のレビューです。
まずは、スペックから。
ギア比:5.3
最大ドラグ力:4.0㎏
重さ:210g
スプール(径/ストローク):47/17㎜
糸巻量:1号-120m
最大巻上長:78㎝
ハンドル長:50㎜
購入価格:33,870円(税込)
シマノのスピニングリール、ツインパワーが2020年にモデルチェンジしました。
ステラの下位互換的な立ち位置にあるツインパワー、新しく金属ローターを採用することで、剛性を高めています。
ギア比
ツインパワーの2500番シリーズには、ギア比の異なる2タイプのモデルがあります。
I字系での使用をメインと考えて、なるべくゆっくり引けるように、ノーマルギア比の2500Sを購入しました。
ドラグ力
ライトラインの使用を前提としているため、最大ドラグ力は十分です。
ボディーやローターの高剛性のおかげでしょうか、ドラグの滑り出しも滑らかで不安はありません。
重さ
クイックレスポンスシリーズのヴァンキッシュと比較すると重く、ステラとほぼ同じくらいの重量です。
その分、タックルの重心がリールに近づくため、安定感はあります。
スプール、糸巻量、大きさ
このところのシマノのスピニングリールの流れに乗って、ツインパワーもロングストロークスプールを採用しています。
ロングキャストをするような使い方は想定していないので、下巻としてフロロ4lbを70m、その上にフロロ5lbを40m巻いて使用しています。
剛性
ガタツキがほとんどなく、巻上もスムーズです。
ゆっくりとただ巻きをするI字系の使用に適しています。
飛距離
ロングストロークスプールの採用で、旧ツインパワーと比較して飛距離が5%程アップしたとシマノは言っています。
ジジル85を風下に向けてキャストすると、かなり遠くまで飛んで行きます。
デザイン
ガンメタリックのボディ、ブラックのスプールにゴールドの差し色。
悪くないと思います。
総合評価
ヴァンキッシュと比べると重いのですが、その分安定感があり巻きごごちもスムーズです。
軽さを最優先とするタックルでなければ、十分に納得できるリールです。
ステラを買うことを考えると、2台近く購入可能な価格設定も現実的ではないでしょうか。
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