タックルレビュー シマノ エクスプライド270L+(2017モデル)

シマノのロッド、エクスプライド270L+ タックル、テクニック

シマノのロッド、『エクスプライド270L+』のレビューです。

まずはスペックから
長さ:7ft(2.13m)
重さ:97g
ルアー重量:3~12g
ライン:3~6lb
テーパー:ファースト
素材:カーボン100%
継数:2(グリップジョイント)
購入価格:17,496円(税込)

遠投性能とパワーを併せ持つロングフィネススピニングロッドです。ハイプレッシャーな状況下でアプローチに距離を求められる状況で威力を発揮します。

長さ
ライトリグをロングキャストするために十分な長さがあります。

重さ
7ftというロングロッドですが、軽くてバランスもいいです。

反発力
ティップがソフトで、バットには張りとパワーがあります。PEラインにリーダーを使用しているため、ペンデュラムキャストしかしていません。あまり軽いルアーは飛びませんが、10gくらい重さがあれば、ルアーは遠くへ飛んで行きます。

操作性
このロッドは、これまでのところノーシンカーワーム専用となっています。リフト&フォールの操作では、ロングロッドの利点を生かして、糸ふけの調整が簡単にできます。ラインメンディングや、ウィードなどの障害物に引っ掛かったときの回避も、ロッドの長さを使ってやりやすいです。

感度
PEラインとの組み合わせで、十二分な感度があります。風でラインが流されていなければ、多少の糸ふけがあっても、ルアーの状況が手に取るように分かります。ウィードとバスの違いはもちろん、ノーシンカーワームが底に当たったのが分かることもあります。
ナイロンやフロロカーボンラインでは使ったことがないため、コメントできません。

喰わせ
バットはしっかりしていますが、ティップがソフトでバスのバイトを吸収してくれます。しかし、やや強めのライトアクションのため、ウルトラライトのロッドに比べると、喰わせが弱いかもしれません。喰わせたあとは、パワーのあるバットで、太めのワームでもしっかりとあわせられます。

パワー
L+ということで、しっかりとしたバットパワーを持っていて、大物が掛かっても安心できます。琵琶湖の50upのバスにも負けない、十分なパワーがあります。オープンウォーターはもちろん、ライトなカバーであれば対応可能です。

総合評価
ライトリグを遠投する必用がある場合に、このロッドの性能を最大限に引き出せます。ピンポイントを攻めるような釣りではなく、オープンウォーターで広く探る場合です。私はこの竿に、シマノのバンキッシュ2500HGSを組み合わせ、PEライン1号を巻き、フロロカーボン12lbのリーダーを結んで使っています。ベイトタックルで結果が出ないときに、このタックルで何度も助けられています。
ビッグレイクを攻めるためには、持っていたいロッドです。

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