ハミンバード魚探ヘリックスを修理に出した

HUMMINBIRD HELIX 9x CHIRP SI GPS G2Nバスボート

ハミンバードの魚探、HELIX9が故障して修理に出すことになりました。

なお、この魚探が故障したことが、ガーミンのライブスコープを導入するきっかけです。

症状

故障の症状は段階的に悪化して行きます。
なお、バスボートのバウとコンソールにそれぞれHELIX9を設置して、ネットワークで接続しています。

ネットワークが機能しない

最初に魚探の変調に気付いたのは、ネットワークの不具合からでした。

北湖の漁礁エリアで魚探掛けをしていて、コンソールのHELIX9で漁礁の位置にウェイポイントをマークしました。
それからバウデッキへ移動して、釣りを開始します。

漁礁へキャストするためのボートポジションを取るために、バウのHELIX9でそのウェイポイントを確認します。
ところがウェイポイントが見当たりません。

コンソールの魚探を見ると、きちんとウェイポイントが記録されています。
どうやら、ネットワークがうまく機能していないようです。

試しに、バウのHELIX9でウェイポイントをマークしてみました。
やはり、コクピットのHELIX9にはウェイポイントが反映されませんでした。

このときは、ネットワークに問題があるのか、魚探に問題があるのかはまだ分かりません。

ウェイポイントが保存されない

続いて発生したトラブルは、ウェイポイントが魚探に保存されなくなったことです。

漁礁や沈船などの沈み物を、コンソールのHELIX9でウェイポイントとしてマークします。
当然ながら、コンソールの魚探画面にはきちんとウェイポイントが表示されます。
ネットワークが機能せず、バウのHELIX9にウェイポイントが反映されない不具合は続いています。

休憩などで魚探の電源を落とします。
再び魚探の電源を入れると、記録したはずのウェイポイントが消えていました。

コンソールの魚探でウェイポイントのデータが保存されなくなったのです。

ここで、問題はネットワークではなく、コンソールの魚探であることが推測されました。

勝手に再起動する

これらのトラブルと前後して、コンソールの魚探が勝手に再起動するようになりました。
上記2つのトラブルと、このトラブル、どちらが先だったかは定かではありません。

魚探の電源を入れても、一度で起動しません。
必ず一旦電源が落ちて、勝手に再起動します。
再起動した後に、普通に魚探が使用できるようになります。

ネットワークメニューが消える

しばらくすると、HELIX9のメニューからネットワークの項目が無くなりました。

HELIX9の設定メニューには、ネットワークのタブが存在します。
そこからネットワークに関する各種設定を行います。

ネットワークのメニュー

そのネットワークのタブがメニューから消えて表示されなくなりました。
正常な場合は、上記画像のように表示されます。

ファームウェアの更新ができない

この段階で、ファームウェア(魚探のソフトウェア)がアップデートされていることに気が付きました。

ひょっとしたら、ファームウェアを更新することで、問題が解決するかもしれないと淡い期待を抱きます。

しかし、ファームウェアの更新は不可能でした。
恐らく、勝手に再起動する問題と関係していると思われ、ファームウェアを更新することができません。

起動しない

そして最終的にHELIX9が起動しなくなりました。

電源を入れると、再起動の無限ループとなり、遂に魚探が使用不能となりました。

修理に出す

使用しているHELIX9は正規品です。

ハミンバード魚探保証書

代理店である岡田商事㈱の保証書には、保証期間は2年間となっています。
バスボートが納艇されてからまだ2年経っていないので、保証期間内です。

まずはバスボートを購入したディーラーのバスボートジャパンに相談しました。

保証書にも記載があるのですが、修理はアメリカの工場で行います。
このコロナ禍、特にアメリカは世界最大の流行国です。
通常期でも1ヶ月くらいかかる修理期間が、今はどのくらい掛かるか分からないと言われました。

しかし、とにかく修理に出すしかありません。

代替機は貸りられず

保証書をよく読むと、修理期間中に代替機を貸し出すと書いてあります。

修理で一番問題になるのは、その魚探なしで釣りをしなければならないことです。
代替機が借りられるなら、修理期間中も不便な思いをしなくてすみます。
しかし、残念ながら「現在代替機の在庫がありません」とのことで、希望ははかなく泡と消えました。

コンソールのHELIX9を修理に出している間は、バウの魚探1台で釣りをすることになりました。

修理代金が掛かるの⁉

しばらくして、バスボートジャパンからメールが届きました。

メールを開いてみると、修理代金の見積書が添付されています。

基盤交換で○○万円、本体交換で△△万円と記載されています。
どちらにしますか、とのメールでした。
どういうことでしょうか、保証期間内のため修理代金は無償のはずです。

すぐにバスボートジャパンへ問い合わせをして、保証の適用とならないのか再度確認してもらいます。

結局、修理代金は無償とのことで落ち着きました。
保証書を提出していなかったことで行き違いとなったようですが、これまで同様のケースは無かったのでしょうか。

最初から、保証書を出してください、と言ってもらえれば良かったことです。
ハミンバードの取り扱いが少ないのか、そんなに短期間で故障することがなかったのか・・・。

いつになったら修理が終わるの?

修理代金の問題は解決し、正式に修理を依頼しました。

製品のモデルチェンジがされているため、新品との交換ではなく、基盤の交換になると思われます。
コロナ禍で時間が掛かるとの話があり、気長に待つことにしました。

魚探1台で釣りに出かける日が続きます。
コンソールに魚探が無いため、GPSを確認しながらのボートの移動ができません。
そして、冬場に予定していたシャローのマッピングができません。

3ヶ月経過しましたが、何の音沙汰もありません。

その後、直接の窓口であるボートディーラーから連絡があります。
時間が掛かっていることのお詫びでした。
ボートディーラーに文句を言っても仕方ありません。
更におとなしく待ちます。

修理に半年かかった

修理を依頼してから半年以上経って、ようやくボートディーラーから電話です。

「お待たせしました。魚探の修理が終わって戻ってきました。」

修理するのに半年かかるってどういうことでしょうか。

アメリカだから?
コロナ禍だから?
そんなに修理が殺到しているの?

バスボートの新艇を注文したのではありません。
ちょっとあり得ません。

新品と交換

修理から戻ってきたHELIX9は、基盤交換ではなく新品との交換でした。

どうしてそれが分かったかというと、本体に記載してあるモデル名が『HELIX9 G3N』となっていたからです。

モデル名

修理に出した魚探は『HELIX9 G2N』です。
ちなみに現在の最新モデルは『HELIX9 G4N』です。

新品との交換に半年かかったのかと、さらに呆れてしまいました。

そして、新しいモデルになったからといっても、いい事ばかりではありません。

本体サイズが変わる

G2NとG3Nの違いはまず本体のサイズです。

左:HELIX 9 G2N 右:HELIX 9 G3N

G2Nまでは、HELIX9とHELIX10は同じサイズで、液晶の表示領域だけが9inと10inに分かれていました。

それがG3Nモデル以降は、液晶のサイズにあわせてHELIX9の本体が小さくなりました。

マウント部分のサイズは変わらないため、今まで使っていたマウントはそのまま使えます。

しかし、修理に出した魚探はコンソールに埋め込んでいました。
本体サイズが変わったために、コンソールパネルに開けた穴のサイズと一致しなくなります。

私はたまたま、HELIX9 G2Nをもう一台持っています。
そちらをコンソールに設置して、修理から戻ってきたHELIX9 G3Nはバウに設置することで対応しました。

でも、HELIX9 G2Nを持っていなかった場合はどうしてくれていたのでしょうか。
果たして、設置の工賃を輸入代理店(岡田商事㈱)は負担してくれたのでしょうか。

画面カバーがなくなる

液晶を保護する画面カバーがなくなりました。

画面カバー

修理に出すときは画面カバーを付けていました。
しかし、戻ってきた魚探に画面カバーは付いていませんでした。

本体のサイズが変わったため、元の画面カバーがあっても使いものにはなりません。
元の画面カバーを戻してもらっても意味は無いのですが、新しい画面カバーを付けてもらえないのでしょうか。

なにしろ新しく買うと1万円くらいする物ですから。

カードスロットのサイズが変わる

HELIX9 G2Nには、マップデータなどの入出力用にSDカードスロットが2個付いています。

それがHELIX9 G3Nでは、マイクロSDカードスロット2個に変更になっていました。
本体サイズが小さくなったから、カードスロットも小さくしたのでしょうか。

とりあえず使用していないマイクロSDカードがあるので、余計な出費はせずに済みそうです。

良くなった部分

液晶の解像度が上がって、消費電流が少なくなりました。

モデル名解像度消費電流
HELIX9 G2N480×8002.5A
HELIX9 G3N600×10241.9A

解像度が上がって、表示が鮮明なったことは素直に喜びたいと思います。

トランスデューサーを最新のものに交換すれば、サイドイメージやダウンイメージもより詳細に表示されるようです。
もちろんそれなりの出費が伴います。
ひょっとして、ハミンバードはそれを狙って本体を交換したのでしょうか。

必用経費

保証の適用で、修理そのものは無償です。

ただ、修理のためにアメリカへ魚探を送る代金は請求されるようです。
まだ請求が来ないので金額は不明ですが、判明次第お伝えいたします。

終わりに

魚探の修理がこんなに大変だなんて思っていませんでした。

ハミンバードだからでしょうか。
ローランスやガーミンはどうなのでしょうか。
日本製のホンデックスなら迅速な対応が期待できそうですね。

もう魚探が故障しないことを祈るばかりです。
でも、精密機械だし、バスボートって過酷な使用環境だし、やっぱりまた故障するのでしょうか。

コメント