魚の大きさは、長さではなく重さだと考えています。
釣った魚の重さを測る「プロックス デジタルスケール27」のレビューです。
仕様
計測能力 最小表示単位 約0.03㎏/1oz
最小計測可能重量 約0.15㎏/6oz
最大計測可能重量 約27㎏/60lb
サイズ 幅65×高さ175×奥行41㎜(フック部除く)
重さ 162g
材質 本体:ABS フック:ステンレス
色 オレンジ、グレー
使用電池 単4アルカリ電池2本(別売)
電池寿命 バックライト点灯時:約90時間
バックライト消灯時:約200時間
保証 購入後1年間
製造国 中国
購入価格 約2,500円(税込)
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC01378-e1613807739717-800x1200.jpg?resize=800%2C1200&ssl=1)
機能
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC01377-1.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
バックライト
暗くても測定できるよう、液晶画面にバックライトがついています。
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC07788.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
夜間は釣りをしないので、個人的には不要です。
㎏/lb切替
㎏とlb表示がボタン1つで切り替えられます。
Kg表示 lb表示
バス釣りにとってlb表示は重要です。
モンスターの目安となる10lb overの確認ができます。
計測データのメモリー機能
10個まで測った重さを記録できます。
重さだけ記録できても意味が無いので、この機能を使ったことはありません。
バスをキャッチしたときは、重さ、方法、時間、場所、水深、透明度、風向きなどをスマホに記録しています。
自動電源オフ
本体電源オンのまま約3分30秒放置すると、自動で電源がオフになります。
消し忘れによる電池の消耗を防ぎます。
電池の消耗具合も液晶画面に表示されます。
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/denti-zann.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
LEDライト
グリップの先にLEDライトが付いていて、物を照らすことができます。
このライトに自動電源オフは機能しません。
ちょっとした拍子にスイッチが入ります。
そして日中はライトのオン・オフが分からず、点きっぱなしになって電池が消耗することがあります。
夜釣りをするなら他にライトを用意すると思うので、全く不要です。
ラバーグリップ
グリップが一部ラバー素材で、滑りにくくなっています。
使用感
秤として優秀
釣った魚の重さを測る、この一点については、とても満足しています。
家で使用しているキッチンスケールと比較しました。
測定物の重さの表示は一致します。
また、揺れているボート上でも、表示がすぐに確定します。
それまで使っていたスケールは、表示がなかなか定まらず、最後は目分量で決めていました。
その確定値がどこまで正確かは、確認していません。
ただ、同じ器具で測る限り、魚の重さを比較することに問題はないと考えます。
取り扱いやすさ
見た目から想像するよりもかなり軽いです。
扱いやすいのですが、ちょっと安っぽいとも言えます。
電源スイッチはバックライトなど機能の切替にも使います。
単純なオンオフではなく、長押しする秒数で用途が変わるので、最初は慣れが必要です。
ステンレスフック
測定する魚を引っ掛けてぶら下げるための、大き目のステンレスフックが付いています。
バスを傷つけないように、バスを挟んだフィッシュグリップをそのフックに引っ掛けて測っています。
フックが大きく、フィッシュグリップに付けたリングを引っ掛けるのが楽です。
”かけはり”を使用しない理由は、別記事に書いたので参照してください。
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC01379.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
防水仕様ではない
恐らく構造上、防水にするとかなり高価な物となってしまうのでしょう。
なるべく水に濡れないよう気を付けています。
バスボートのストレージにしまっておいて、測るたびに取り出すようにしています。
購入後半年以上経過して、金属部分に錆びは出ていません。
ネジ止めの電池カバー
電池カバーがプラスネジで止めてあります。
そのため電池交換にドライバーが必要です。
![](https://i0.wp.com/bass-mas.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC01378-1.jpg?resize=556%2C371&ssl=1)
バスボートの工具としてドライバーは積んであるのですが、必用なときに素早く交換できるように小型のドライバーを購入しました。
不要な機能
使わない機能がいくつかあります。
不要なだけならまだしも、LEDライトなどは良からぬ影響をもたらします。
もう少し機能を絞って、価格を抑えてもらえるとうれしいです。
まとめ
1,000円くらいで買える安物スケールからの買い替えです。
前に使用していた物は、金属部分が多く錆々になりました。
雑に扱っていたせいもあるのですが、高温下で液晶が見えなくなったり、最後は雨による浸水で昇天しました。
価格にしておよそ2.5倍、高いなりに基本性能がアップしました。
とにかく測定値が確定するのが素早く、ストレスがありません。
バスに与えるダメージも減らせます。
カラーをオレンジにしたのは、単にグレーよりも安かったからです。
(アマゾンあるある)
不満がない訳ではありませんが、総合的に良い買い物をしたと思います。
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