バスボートの燃料ホースを取り換える

バスボート

バスボートの燃料ホースを交換しました。

燃料ホースの劣化

先月、バスボートの船外機に繋がっている燃料ホースが抜ける、というトラブルに見舞われました。

湖上でいきなりエンジンが掛からなくなったときは、エンジンが壊れたのかとかなり焦りました。
幸いにも、エンジンが止まったのはマリーナから直線距離にして2㎞ほどのところで、マリーナまではエレクトリックモーターで1時間かけて戻りました。
その場でマリーナのスタッフに調べてもらうと、燃料ホースが抜けてガソリンがエンジンに供給されなくなっていました。
ホースを繋ぎ直すだけなので、修理は簡単です。

外れた燃料ホースを繋げたところ(応急処置)

写真は外れた燃料ホースを仮止めした状態で、この後きちんと繋ぎ直してもらいました。

修理してもらった際に燃料ホースが劣化していることが判明したため、後日改めてその燃料ホースの交換をお願いしました。
なお、ホースが抜けた原因がホースの劣化によるものなのかは不明です。

被膜のはがれ

具体的な劣化の状況として、ホースの内側被膜が剥がれつつあります。

取り外した燃料ホースの断面を見ると、薄皮のようなものがホース内側でペロンと剥がれています。
これを放置しておくと、剥がれた被膜が千切れてエンジン内に入り込んで悪さをするそうです。
どういうことになるか、あまり想像したくはありません。

なお、エンジンの稼働は通算600時間で、納艇からは4年4ヶ月が経過しています。
単純な時間経過によるのか、ガソリンが流れることで劣化が進むのか、細かいことは分かりません。

交換前・交換後

交換したのは、プライマリーポンプとエンジンを繋いでいる部分の燃料ホースです。(写真矢印部分)
交換前のホースの色はグレーで、交換後はブラックになりました。

新しいホースには剥がれるような被膜は無いとのことです。
ボートの燃料タンクからプライマリーポンプまでの燃料ホースは元々ブラックなので、それと同じ物になったのでしょうか。
そもそもどうして異なるホースが使用されていたのか、ちょっと謎です。
レンジャーボートはmade in USAで、エンジン(スズキDF150)は日本で取り付けたからということなのでしょうか?

修理費用

燃料ホースが1.5m、それにホースを固定する部品と工賃、合計で税込5,500円ほどでした。

燃料ホースが抜けたときは困りましたが、そのおかげで燃料ホースの劣化に気付くことができました。
放置することで将来トラブルが生じるかどうかは分かりません、神のみぞ知ります。
それでもホースを交換することで、それを未然に回避できたと思うことにします。

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