水面上のエビモ(ササバモ)にフリーリグをキャストしたら釣れた 2023年6月9日

2023年 6月

時間 11:30~17:30 天候:曇り 水温:20℃ 放水量:全開 場所:志那

<今日の課題>
エビモパターンの確認
風向きによる違いを確める。

マリーナへ行く前に釣具屋へ寄る。
なくなりそうになっているOSPのドライブビーバーを購入して補充した。

マリーナのあるワンド内が波立っている。
予報では強い風は吹かないはずだったから想定外だ。
たまたま戻ってきた人に沖の状況を聞くと「ババ荒れ」と答えが返ってきた。
風が弱まることを期待して出船する。

沖へボートを進めると波が高くなり上下に大きく揺さぶられた。
波を被ることを想定してハードシェルを着込む。

風向きは南風。
南へ行けば少しはましになるだろうか、志那エリアの下物浚渫南端へ向かう。
途中、波に叩かれることもほとんど無く目的地へ到着。
状況が少し改善して、マリーナ沖(名鉄エリア)に比べて波は若干穏やかである。

浚渫の穴にボートを停める。
穴の北側(風下)に位置するハンプ、そこに生えているササバモを狙ってフリーリグをキャストする。
風と波の影響か、引き感が重たい。
ただ、湖流と同じ方向に引いているためウィードの抜けは悪くない。
やはり全開放水に南風は吉。

期待どおりに風は少しずつ弱くなる。
引き感も軽くなり、ササバモへのスタックも少なく、フリーリグの釣りにとって状況は良好。
しかしバイトは遠い。

大きなハンプ、小さなハンプ、水深変化の急なところ、緩やかなところ。
条件の違うササバモを狙ってフリーリグを投げ続ける。

スタックしたリグをほぐそうとロッドを揺すっていると、ティップが抑えこまれた。
ロッドが高い位置にある状態で慌ててあわせたためにすっぽ抜ける。
しまった。

同じハンプをしばらく探っていると、キャスト直後に引っ張られる。
今度はあわせが決まってロッドが曲がる。
魚は寄らずドラグが滑る、しばらくすると動かなくなった。
むむっ、ウィードに巻かれた。
ボートを寄せて引っ張るとウィードだけが上がって来た。

もう少し強引に寄せないとバスをキャッチできない。
ドラグを少し強めに設定する。

それからは再び何も起こらない時間が続く。

たまたま水面に顔を出しているササバモが目に入った。
ボートポジションを調整してそこを狙う。

水面上のササバモからは微妙にズレて着水。
ロッドを数回アクションさせるとワームが引っ張られた。
バスを寄せることに成功してようやく魚をキャッチする。

あわせが遅れた感覚はなかったが、フックを飲まれてしまった。
飲まれたフックを外そうとしていると、フックとワームがするすると奥の方へ吸い込まれていく。
苦戦しながらもオエオエ棒を駆使してフックを外す。
しばらく水に浸けて様子を見たり、口を下にしてみたりしてもドライブビーバーが出てくる様子はない。
うーん困った、あとは無事に吐き出してくれることを祈るばかり。

全開放水で水位が下がったことで、ササバモが水面に出てくるようになった。
他にも水面上に出ているササバモがないか探したが、
波があって見つけることは困難だった。
その後バイトも途絶えて魚は追加できずに終了。

現状はほぼ基準水位。
計画水位で6月16日までに-20㎝まで落とすことになっている。
そして放水量も減れば寝ているササバモが立ってくる。
ササバモが水面まで伸びる季節がもう目の前に来ている。

<本日の結果>
バイト3、バラシ1、キャッチ1(1,750g)。

<考察>
ササバモが水面に出ていれば釣れる、という訳でもないのだろう。
どんな状況のササバモを狙えばいいかの判断が釣果を左右すると思われる。

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