状況変化に戸惑う 2019年10月14日

2019年10月

時間 7:30~16:00 天候:雨 水温:20~21℃ 放水量:15㎥/s 場所:下物、葉山川河口、草津川河口、雄琴

<今日の課題>
シャローで巻物。
台風で増水し、濁りが入ったからシャローで巻物。

土日に日本を襲った台風19号が各地に被害をもたらした。
被害にあわれた方々へ、お見舞いを申し上げたい。

琵琶湖周辺では特段の被災はなかったようで、減水一方だった水位が大雨で20㎝以上回復した。
主に北西の強風が吹き、南湖の東岸は泥濁り、西岸は白っぽく濁りが入った。

下物インサイドへ向かう。
冷たい雨が降っていて、風は微風。
水は茶色く泥濁りで透明度はほとんど無い。

想定どおり、岸際に流されたウィードが吹き溜まっている。
ウィードの上にスイムジグをキャストし、際へスイムジグを落とし込む。

去年、陸っぱりで、ウィード吹き溜まりの沖へスピナーベイトを投げて引いてくると、吹き溜まりの際で、おもしろいようにデカバスが喰ってきたことがあった。
その再現を狙ってみる。

予定では、落とし込みでゴンゴンとバイトが来るはずが、何も起こらない。
スイムジグではアピールが足りないのだろうか、ブレーデッドジグに替えてみる。

おかしい、ブレーデッドジグにもバスは反応しない。
岸からと沖からで引く方向が違うからだろうか、それともスピナーベイトでないからだろうか。

沖へと進みながら、シャローのウィードエリアでブレーデッドジグを引き倒すも、何も反応は無い。

ウィードトップまで1mくらいあるエリアで、クランクベイトを引いてみる。
50㎝くらいしか潜らない、スーパーシャローランニングタイプを選ぶ。

ウィードをかわしたところで、ブルブルと生命反応が出た。
小バスをキャッチする。

バイトは続かず、移動をする。
シャローをあきらめられず、葉山川河口から草津川河口にかけてのリップラップエリアへ。

ちなみに水の色はこんな感じ。

東岸インサイドの水

肉眼で見ると、もう少し茶色い色をしていた。

リップラップにブレーデッドジグをキャストするもバスの気配は無い。

このエリアにも、水門やワンドにはウィードの吹き溜まりがある。
ルアーをスピナーベイトにチェンジして探ったが、バスは喰わなかった。

休憩を挟み、西岸へ。
東岸にくらべてボートが多く、雄琴港の南、流入河川の流れ込みに向かうも、おいしいところには先行ボートが陣取っている。

茶色くは無いが、白っぽい濁りでこちらも透明度はほとんどない。

岸際にスピンベイトをキャストしたが、チェイスも見られない。
チェイスが濁りで見えなかっただけかも知れないが、すぐに見切りをつける。

下物方面へボディーウォーターを横切って、水深4m前後のウィードエリアへ。

マグナムクランクを引くと、生きのいいカナダ藻が掛かってきた。
しばらく引き倒そうかと思っていると、遠くに観光船の姿が見える。

ボディーウォーターに近く、このままでは危険かと思い、少しずつ東へ移動する。
すると何故か、観光船がこちらに向かってどんどん近づいてくるではないか。
いままで気にしていなかったが、観光船の航路は、どうやらボディーウォーターよりだいぶ東にずれている。

最初の場所にとどまっていれば、全く問題が無かったことが分かる。
観光船を避けることでウィードエリアから完全に離れてしまった。
マグナムクランクにはケチがついてしまって、やり直す気にはなれない。

台風前までバイトの多かった、下物浚渫沖のウィードフラットへ移動する。

水面直下まで生えているウィードが、濁りで全く見えなくなっている。
魚探を見れば分かるのだが、ウィードブレイクも、魚の姿も全く見えない。

ウェイクベイト、スピンベイトをキャストして、そのエリアを何度か流してみたが、何もおこらなかった。

台風による状況変化に全く付いていけず、何もできなかった一日となった。
Tシャツ、ロングT、ハードシェルの組み合わせでは寒かった。
雨の日はもう一枚着る必要がありそうだ。

<本日の結果>
小バス1。

<明日のために>
台風直後で、バスも驚いているのかも知れない。
もう少しシャローをやってみたい。

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