タックルレビュー シマノ エクスプライド170M-G(2017モデル)

シマノのロッド、エクスプライド170M-G タックル、テクニック

シマノのロッド、『エクスプライド170M-G』のレビューです。

まずはスペックから
長さ:7ft(2.13m)
重さ:130g
ルアー重量:7~25g
ライン:8~16lb
テーパー:レギュラー
素材:カーボンとグラスのコンポジット(カーボン含有率68.2%)
継数:2(グリップジョイント)
購入価格:19,341円(税込)

クランクベイトなどのファーストムービングルアー用に、バイトをはじかないために開発された、グラスコンポジットロッドです。

重さ
純粋なカーボンロッドにくらべると、重量があります。でも、バランスがいいためか、持った時に重たさは感じません。

反発力
固いだけのロッドではなく、適度な柔らかさがあって、よくしなります。しなりを生かして、しっかりとルアーの重さを感じながら、キャストすることができます。投げやすいルアーの重量は、10~20g辺りでしょうか。

操作性
クランクベイトやバイブレーションを扱うには、ロングロッドのため飛距離が出せます。これらは、ロッドワークで動かすルアーではないので、ロングロッドのデメリットは感じません。
一方、トップウォータは、ロッドの柔軟性は適していますが、ロッドが長く、必要以上にルアーが動いてしまいます。上手く操作するには、ある程度の技術が必要です。

感度
カーボンロッドに比べると感度は劣ります。でも、糸ふけを出すような使い方はしないため、必要十分だと考えます。クランクベイトをリーリング中に、ウィードへのコンタクトや、底をとったかどうかは、しっかりと判断できます。

喰わせ
適度なしなりのおかげで、バスのバイトをはじくことなく、喰わせることができます。クランクベイトでは、ほぼ向こうあわせでバスを乗せられます。バスを掛けたあとも、動きをロッドが吸収してくれるため、バラシもほとんどありません。

パワー
柔らかいだけではありません。琵琶湖の50upのバスも、余裕を持って寄せてくることができるパワーがあります。さすがに藻玉は厳しいですが、多少のウィードが絡んでも大丈夫です。

総合評価
この価格にして、この性能。エクスプライドの名に違わぬ名竿です。小型~中型の巻物を扱うために、是非手にしてもらいたい製品です。私はこの竿に、ナイロン16lbを巻いた、バンタムMGL・PGを組み合わせて使っています。ルアーは、クランクベイト、バイブレーション、バスベイトなどです。

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