タックルレビュー シマノ エクスプライド265UL+(2017モデル)

シマノ エクスプライド265UL+ タックル、テクニック

シマノのバス用スピニングロッド、『エクスプライド265UL+』のレビューです。

まずはスペックから
 長さ:6ft5in(1.96m)
 重さ:92g
 ルアー重量:2~10g
 ライン:2.5~6lb
 テーパー:レギュラーファースト
 素材:カーボン100%
 継数:1
 購入価格:18,662円(税込)

シェイキングをするための、特殊設計のティップを備えたロッドです。
フィネスロッドとしてのウルトラライトアクションに、バットの粘りをプラスしてビックバスへ対応しています。

長さ
ロングキャストには向いていませんが、シェイキングをするために程よい長さです。

重さ
とても軽いです。
軽量のリールと組み合わせることで、長時間のシェイクにも耐えられます。

反発力
レギュラーファーストテーパーのため、ロッド全体がソフトに曲がります。
軽いルアーをロッド全体でゆったりとキャストする感覚です。
飛距離はあまり期待できません。

操作性
手首を軽く振ると、ティップがしなやかに動きます。
シェイキングスペシャルの名に恥じない操作性です。
他のミドスト専用といわれるロッドを使用したことがないため、比較はできないのですが、ジグヘッドリグのミドスト(ボトスト)で釣果も上がっているので、悪くないと思います。

感度
ワームにウィードが少しでも掛かると違いを感じられます。
ジグヘッドリグのリフト&フォールでのアタリは、手元に明確に伝わります。
ミドストのアタリについては、時々分かりにくいことがありますが、冬の間は防寒の手袋を着用していたことや、私の不慣れなせいだと思います。

喰わせ
しなやかにロッド全体が曲がるため、バイトをはじくことは余りありません。
ミドストでアタリが良く分からなくても、勝手にフッキングしてくれたりします。

パワー
元々がULアクションなので、さすがに50upのバスだと竿が満月に曲がりますが、バットの粘りで引きをいなしてくれます。
細いラインを使用することが前提のロッドなので、ヘビーカバーに使用するのは厳しいです。
オープンウォーターであれば、ドラグ性能のいいリールと組み合わせることで、デカバスとやり取りすることも可能です。

総合評価
オープンウォーターや、ライトカバーでシェイキングをするのに適しています。
軽くて高性能のリールと組み合わせることで、ロッドの性能を発揮できると考えます。
私は、フロロカーボン5lbを巻いた19 ヴァンキッシュ2500SHGと組み合わせて使用しています。
ロングキャスト性能に不満はありますが、操作性を考慮するとやむを得ません。
パワーが無い分、バスの引きを堪能できます。
使っていて楽しいロッドです。

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