バスボートの購入(その4 契約)

前回『バスボートの購入(その3 モデル、エンジン、オプションの決定)』で、私が購入するバスボートの仕様詳細をお話しました。今回はいよいよ契約のお話です。

仕様決定の経緯

ここで、契約のお話の前に、バスボートの仕様を固めるまでの経緯を、少し話したいと思います。

『バスボートジャパン』さんを訪問したのは、4月上旬です。バスボートの購入について、一通り説明を受けました。初めて聞く話もあり、その場で全て決めて契約ということにはなりません。

その場で決めたのは、ボートのモデル、エンジン、エレクトリックモーター、魚探の数とモデルなどです。これらは、事前にある程度考えていた部分になります。

それ以外の細かな仕様については、ペンディングとし、検討を重ねて決めることになりました。

その後は、メールと℡でやり取りです。こちらから、分からないことを質問し、その解答を受けて考えます。逆に、こちらの決定に対して、「そうするとここはどうしますか」といったように、お店とやり取りをしながら決めていきました。

魚探の付属品をどうするか、という点で、最後まで検討を重ねることになりました。湖沼図データが入ったマップや、オートチャートライブ(GPS上に等深線を記録していく機能)の記録媒体、を添付するか。また、GPS上に船首方向を表示するための、ヘディングセンサーを付けるか、付けるとしたらどの位置にするか、などです。

また、お店からの提案で、エンジンに在庫品を使用してもいいかとの話がありました。通常は、注文があってから製造するようです。しかし、製造したけれど販売に至らなかったエンジンがあるとのことでした。エンジンに詳しくない私は、気軽に了解し、その分値引きをしてもらうことになりました。

後日分かったことですが、エンジンというものは、製造してから使わずに放置しておくと、あまり好ましくないようです。安くなって喜んでいましたが、少し後悔しています。でも、トラブルが出た場合は、保証で対応してもらえるものと考えています。

契約

このようなやり取りに、3週間弱を要しました。必要な仕様が全て決まり、いよいよ契約となります。

バスボートジャパンさんと契約書を取り交わします。車も買ったことがない私(2018年4月時点)が、人生で初めてのボート契約です。
ちなみに、契約書は、ボート本体とエンジンの契約書となっています。その他オプションや付属品については、特に契約書はありませんでした。

通常は紙の契約書二通に双方が押印しますが、ネットを利用した契約でした。『クラウドサイン』なるものです。メールに添付されたアドレスへアクセスして、契約を交わすというシステムです。お手軽すぎて不安はありましたが、ググって見ると、正当な契約として機能しているサービスのようでした。

契約書のPDFをデータとして残し、念のために紙に印刷して手元に残してあります。

納期については、通常半年くらいはかかると聞いていましたが、契約書には、“7カ月前後”と記載してありました。

支払い

契約が終わると、さっそく支払いとなります。

オプションや付属品を含めた総額の半額を前金で、ボート完成後に残りの半額を支払います。
まずは前金の半額をネットバンキングを利用して、振り込みました。高額な支払いなので、マウスを持つ手がプルプルします。

あとは約半年、ボート完成の連絡を、ただじっと待つことになります。いつ頃出来上がるかは、『バスボートジャパン』さんでも分からないそうです。

仕様と金額

私が契約したバスボートの仕様は、以下のとおりです。

項目 内容
ボート レンジャーボート Z185
エンジン スズキ DF150ST
エレクトリックモーター ミンコタウルトレックス 112
魚探 ハミンバード ヘリックス9 ×2
その他オプション 魚探付属品、ボートオプションなど

金額 約630万円(税込)

その他

この記事を書いていて改めて思ったのは、バスボートって贅沢な買い物だということです。私の生活レベルでは、普通買おうとは思いません。いろいろな事情を経て、ここまでたどり着いています。購入した以上、最大限に活用し、絶対に買って良かったと思えるようになります。

ボートが完成しましたら、また報告いたしますので、もうしばらくお待ちください。

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