タックルレビュー シマノ ゾディアス268L(2020モデル)

タックル、テクニック

シマノのバス用スピニングロッド、『ゾディアス268L』のレビューです。

まずはスペックから
 長さ:6ft8in(2.03m)
 重さ:97g
 ルアー重量:3~10g
 ライン:3~6lb
 テーパー:ファースト
 素材:カーボン100%
 継数:2(グリップジョイント)
 購入価格:14,399円(税込)

2020年にフルモデルチェンジしたゾディアスシリーズ。
価格を抑えつつ実用性は十分で、様々なモデルがラインアップされています。
268Lは、バーサタイルなライトアクションのスピニングロッドで、I字系の釣りをするために購入しました。

シマノ ゾディアス268L(2020モデル)

長さ
遠投性を高めるためにやや長めのセミロングです。

重さ
カーボンモノコックグリップの採用で、軽量化を図っています。

反発力
ファーストテーパーのティップアクション。
軽いルアーを柔らかいティップで弾くようにしてキャストします。

操作性
メインとしてI字系に使用しているため、ほぼロッド操作はしません。
やや張りのあるブランクが、浮いているウィードやゴミを切る操作には適しています。
セミロングの長さがラインスラックなどのコントロールには有利です。
シャッドに使用するときは、バットがしっかりしているため、キビキビとしたジャークアクションが可能です。

感度
I字系ではサイトでバイトを取るため、感度は気にしていません。
カーボンモノコックグリップによって感度は悪くないと思います。

カーボンモノコックグリップ

喰わせ
ティップにやや張りがあって、小さなバイトは若干弾くことがあります。

パワー
細いラインを使用しているため無理はできませんが、バットのパワーを利用して多少強引にバスを引っ張ることができます。
ブランク全体でパワーを吸収するロッドでは無く、ロッドが曲がらない小バスの場合は逆にキャッチ率が下がります。

総合評価
オープンウォーターでのI字系ロッドとして、合格点をあげられます。
もう少しティップが柔らかい方がバイトをはじきませんが、絡んだウィードなどを切りづらくなるため、一長一短でしょうか。
小バスはバレやすいので、小バス狙いの人にはおすすめしません。
フロロカーボン5lbを巻いた20 ツインパワー2500Sと組み合わせて使用しています。
この価格でこの性能であれば十分満足です。

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